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[世界]
【IDC予測】
急成長する世界のオンライン広告市場、2011年には1,066億ドル規模に
中欧/東欧/中東/アフリカ地域での市場拡大が成長を牽引
(2008年06月26日)
米国の調査会社IDCは6月25日、世界におけるオンライン広告市場規模予測を発表した。それによると、オンライン広告支出額は今後、年率15%から20%で急伸する見通しだという。同社では「この成長率は記録的だ」としている。
IDCは、今年度における世界全体のオンライン広告支出額が652億ドルに達すると見込んでいる。これは広告市場全体の約10%を占める金額だ。また、2011年におけるオンライン広告支出額は1,066億ドルに達し、広告市場全体の13.6%を占めるまでに成長する見込みであるという。
2011年までの間で最も需要があるのは検索連動型の広告で、オンライン広告支出の33%以上を占める見通しだという。以下、バナーなどのディスプレイ広告(20%以上)、クラシファイド(案内)広告(約19%)という予測となっている。
一方、IDCは、動画などを利用したリッチ・メディア広告支出も急増すると指摘している。同広告支出における2011年までの年平均の伸び率は、50%以上になる予測だという。
地域別で見ると、中欧/東欧/中東/アフリカ地域で、急激な成長が見込まれている。2011年時点でオンライン広告支出が最も大きいのは米国(450億ドル)だが、2011年までの同支出の年平均の伸び率は、中欧/東欧地域が42.1%、中東/アフリカ地域が29.8%に達する見通しだ。
ちなみに、広告支出全体のなかでオンライン広告支出の占める割合が最も大きい地域は西欧で、2011年には広告予算の18.2%がオンライン広告に割かれる見込みだという。一方、日本と米国における同比率は、日本が16.3%、米国が14.6%と予想されている。
なお、現在オンライン広告の利用が最も多い分野は、アダルト・コンテンツ、ギャンブル、(一般的な)案内情報、(コンピュータを含まない)電子製品、コンピュータの5分野であり、2011年になってもこの状況は変わらないという。
またIDCは同日、世界におけるインターネット利用人口に関するデータも発表した。それによると、日常的にインターネットを利用する人口は、2008年末は14億人(世界人口の約25%)で、2012年には30%に達する見込みだという。さらに同社は、現在インターネットにアクセスする際、最も多く使われているデバイスはPCだが、2012年には携帯電話が主流になるという予測も明らかにした。
(Juan Carlos Perez/IDG News Serviceマイアミ支局)
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