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【解説】
元グーグルの技術者が放つ、新検索エンジン「Cuil」の“実力”と“アキレス腱”
テスターからは「比べてわかるGoogleのスゴさ」との声も
(2008年07月29日)
新興のインターネット・サービス/企業を紹介するブログ「TechCrunch」のオーナーであるマイケル・アーリントン(Michael Arrington)氏は、複数の用語を検索してみた結果、Cuilは「非常にすばらしい検索エンジン」ではあるが、Googleが表示する結果の“奥深さ”や“妥当性”は持ち合わせていないと感じたという。
ちなみに同氏が両検索サイトに「dog」と入力したところ、Cuilが弾きだした結果件数は2億8,000万件で、Googleは4億9,800万件だったそうだ。
「不適切なクエリを無作為に選んでいるわけではないとするならば、Googleが表示するWebページのインデックスは、Cuilのそれよりはるかに多いことは明らかだ。また、両サイトのクエリから返ってきた純粋な結果を基に判断すると、ランキングに関してもGoogleのほうがCuilに勝っている」(Arrington氏)
とはいえ、関連カテゴリの表示においてはCuilのほうがすぐれており、きわめて適切な結果が表示されるという。
「Googleを利用する際は、必要な結果を絞り込むため、少しずつ違った単語で検索することが当たり前だった。その点Cuilは、ユーザーが次に必要とする単語を予想し、画面右上に配置されたウィジェット内に表示してくれる。つまり、最初のクエリに基づき再検索する手間が省けるわけだ」(Arrington氏)
| 例えば「fitness」と入力/検索すると、右上段のウィジェットには「Health Clubs」「Fitness&Figure Competitors」「Exercise」などのカテゴリが表示され、さらにカテゴリごとにその関連キーワードが表示される |
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)専門のニュース・ブログ「Mashable」のブロガーであるスタン・シュローダー(Stan Schroeder)氏も、CuilとGoogleを比較し、その違いを語る。
「いくつかの単語で検索してみたが、検索すればするほどGoogleがいかに優秀な検索エンジンであるかを思い知った。まだ登場したばかりのCuilと歴史のあるGoogleと比べるのが不公平なのは承知している。だが、Googleを超える検索エンジンを生み出すのは至難の業だろう。Googleは単なる検索サイトではなく、圧倒的な市場支配力を持つ存在だ。どのWebサイトもGoogle検索の上位に位置したいと切望していることから、その意向に従うほかないのである」(Schroeder氏)
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