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【解説】
Web世代の学生をGoogle Appsのユーザーに――“Schoogle”に力を注ぐグーグル
広告なしのクラウド・サービスを2,000もの教育機関に無料で提供
(2008年08月01日)
Web世代の学生にアピール
教育機関のIT部門や学生から支持を得ようと躍起になっているのは、Googleだけではない。Liveブランドのオンライン・サービスを提供しているMicrosoftも、Google同様、教育機関向けのプログラムを推進中だ。両社は、Webを使いこなす新世代の学生にアピールするべく、新世代のWebアプリケーションの提供に力を入れている。
個々の大学に応じて部分的にカスタマイズを加えたWebポータルは、その一例である。両社とも、「studentname@gmail.schoolname.edu」のように、電子メール・ドメインを大学名に合わせて変更するサービスも提供している。
| Google Appsのスタート・ページの例。自由にカスタマイズできる |
2万人が通うDrexel Universityは今年、4つの電子メール・システムのいずれかを学生側で選択できる方式を試験導入した。4つの選択肢とは、同大学独自のExchangeベースのメール、Gmail、Windows Live Hotmail、Microsoftの「Exchange Labs」である。
このうち、MicrosoftのExchange Labsは、今から6カ月ほど前に発表されたExchangeベースのメール・ホスティング・サービスで、開発中のExchange 14.0をベースにしている。このサービスを使用すれば、Outlook Web Accessクライアントのメールおよびカレンダー機能、Webベースのセルフサービス管理、Windows Live IDとの連携機能に対応するメールボックスを作成できる。
今のところ、最も多く選択されたのはGmailアカウントで863人だった。次がHotmailアカウントの255人で、Exchange Labsアカウントははるかに少ない。Drexel UniversityのCIO、ジョン・ビーレク(John Bielec)氏によると、同大学はいまだに、学生との連絡用として独自メール・システムのアカウントを発行している。新方式は今秋から本格導入されるという。
「われわれ大学側が自前で用意しているサービスは、いずれMicrosoftやGoogle、Yahoo!のような企業からも提供されるようになるはずだ。そうなれば、自前で提供し続ける意味はもはやないに等しい」(Bielec氏)
ちなみにGoogle Apps Education Editionには、Gmail以外にも、ドキュメントやスプレッドシート、スライドをオンラインで作成、共有できる「Googleドキュメント」、シンプルなグループWebサイトを作成し、任意のタイプのファイルを追加して共有できる「Googleサイト」などが含まれている。また、バックエンドのサービスやアプリケーション(ディレクトリやシングル・サインオン・プログラムなど)とリンクするためのAPIや、24時間365日対応のオンラインおよび電話の技術サポートも用意されている。
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