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[米国]
グーグル、大規模会議の質疑応答を効率化するオンライン・サービス「Google Moderator」を発表
会議の参加者はだれでも質問の提出/選択が可能に
(2008年09月26日)
米国Googleは9月24日、大規模会議で質疑応答を効率化する無料のオンライン・サービス「Google Moderator」を発表した。
Moderatorでは、会議参加者が司会者に質問を提出したり、ほかの人の質問に同意するかしないかを投票したりできる。これにより、司会者は、会議のプレゼンテーターに対して参加者が民主的に選んだ最良の質問をすることができる。
Moderatorの目的は、参加者に質問を募り、挙手した人の中から適当に質問者を指名する従来のやり方を改善し、限られた質疑応答の時間を有効活用することにある。
| 「Google Moderator」での質問に対する投票画面 |
また、Moderatorは、遠隔地から会議に参加している人も、会場の参加者と同じように質問の選択プロセスに意見を反映させることができる点も特徴となっている。
Moderatorは、Googleのプラットフォーム・エンジニア、タリバー・ヒース(Taliver Heath)氏が社内利用向けに開発したものである。Googleは、就業時間の20%を同社と関係のある個人プロジェクトに使うことを社員に認めており、ヒース氏はこの制度を利用してModeratorを開発した。
ヒース氏がModeratorのアイデアを思いついたのは、Googleが頻繁に開催する技術講演会「Tech Talks」に参加したことがきっかけだった。参加者が多いと時間の制約からなかなか質問が取り上げてもらえず、取り上げられる質問に関しても、よい質問ばかりとはかぎらないことに気づいたという。
「この状況を改善するため、私は就業時間の20%を使って、講演会のすべての参加者が質問を提出でき、他人の個々の質問について講師に聞くべきかどうかを投票できるツールを設計した。このツールにより、支持の多い有意義な質問が一目瞭然となり、イベントのプレゼンテーターやモデレーターは、質疑応答をより効率的かつ透明な形で行えるようになる」(ヒース氏)
Googleの社内では、Moderatorはドリー(Dory)と呼ばれている。これは、Disney/Pixarの映画「Finding Nemo」に出てくる、健忘症のせいでしょっちゅう質問をするキャラクターの名前に由来している。
ModeratorはGoogle App Engine上で動作する。App Engineは、Googleのコンピューティング・インフラを利用して、開発者がWebアプリケーションを作成・運用できるサービスである。
(Juan Carlos Perez/IDG News Serviceマイアミ支局)
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