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[米国]
検索結果を“イコライザー”で調節可能なツールが登場──PreFound.comで
(2006年08月22日)
米国iLORは8月21日、同社が運営するソーシャル検索サイト「PreFound.com」に、検索結果をユーザーの好みに応じて調節できる新機能「Social Search Equalizer」を追加したと発表した。これにより、音楽のイコライザーと同様の操作感覚で検索エンジンを手軽に調整できるという。
| 登録した4つの関心項目のスライダー・ボタンを上下させることで検索結果を調整できる |
ユーザーは関心のある項目を4つ登録することで、検索結果をSocial Search Equalizerの機能を使って調節することができる。また、キーワードを追加して検索するトピックスを絞り込むことも可能だ。さらに郵便番号を登録することで、検索結果を地域ごとにふるい分けることもでき、これによって、理論上、より適切な検索結果をユーザーごとに提示できるという。
Social Search Equalizerでは、イコライザーで音楽の音質を調整するのと同じ要領で、登録した4つの関心項目のスライダー・ボタンを上下させることによって検索結果を調整することができる。例えば、1つの関心項目に「映画」と入力したが、特定のクエリを実行する際、この設定内容が検索結果に大きな影響を与えないようにしたい場合には、「映画」のスライダー・ボタンを下げるだけでよい。また、Social Search Equalizerは完全に機能停止させることもできる。
iLORの共同創設者でPreFound.comのCEOを務めるスティーブ・マンスフィールド氏は、「Social Search Equalizerを使えば、ユーザーが完全に管理できるやり方で、個々のユーザーの関心事項を検索結果に反映させることができる」と語っている。
Social Search Equalizerは無料で利用できるが、PreFound.comのユーザー会員(無料)に登録する必要がある。今のところ、同機能はPreFound.comのサイト内でしか使えないが、マンスフィールド氏は今後、他のソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)と提携を視野に入れていくとしている。同氏によると、他のSNSとの提携が実現することで、SNSのプロファイル情報をSocial Search Equalizerに反映させるといった機能を実現することができるという。
検索技術と人力を組み合わせた「ソーシャル検索」
検索エンジンに対してインターネット・ユーザーが抱いている最大の不満は、検索エンジンがクエリに対して提供する検索結果の件数があまりにも多く、その中から目当てのWebサイトのリンクを探し出すのに多くの時間と手間をかけなければならないという点だ。この問題を解決するカギが、近年普及しつつある「ソーシャル検索」の分野にあるという考えが広まりつつある。
PreFound.comをはじめとするソーシャル検索サイトは、従来の検索エンジンのように、数学アルゴリズムや自動化されたWebクローラーに頼るのではなく、ユーザーの過去の検索結果の中心に据えているのが特徴だ。例えば、PreFound.comでは、ユーザーが有益と思うサイトへのリンクを手作業で設定することにより、検索エンジンのインデックスをユーザー自身で構成できるようにすることが目指されている。
ソーシャル検索サイトは、Webサイトの発見、分類、共有作業にさまざまな人々の参加を求めることで、より適切でターゲットが絞り込まれた検索結果を提供することを目標としている。PreFound.comの場合、手作業で構成されたインデックスと他の企業からライセンスを受けたアルゴリズム検索結果を通じて検索結果を提供している。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
- PreFound.com
- http://prefound.com/
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