【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : IT企業業績
- >
IT企業業績
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
ノベルの2Q決算、前年同期の赤字から大幅回復
Linux製品の好調な売上げが後押し
(2008年05月30日)
米国Novellは5月29日、2008会計年度第2四半期(2-4月期)の決算を発表した。純利益は580万ドルを記録し、280万ドルの赤字だった前年同期から大幅な回復を見せた。
売上高は2億3,600万ドルで、前年同期の2億3,200万ドルに比べ2%増にとどまったものの、5四半期連続でアナリストの事前予測を上回った。First Call/Thomson Financialがまとめたアナリスト予測は2億3,350万ドルだった。
同社は業績回復の主要因として、Linux OSやアイデンティティ/アクセス管理ソフトウェア、システム管理ツールを中心とした中核事業部門の順調な成長を挙げている。
なお、Novellが発表した2008会計年度通期の売上高予想は9億4,000万〜9億7,000万ドル、一方、アナリスト予測は9億5,600万ドルとなっている。
NovellのCEO、ロン・ホブセピアン(Ron Hovsepian)氏は、同日午後に開かれた金融アナリストおよびメディアとの電話会見で、「われわれの事業は引き続き活況を呈しており、計画どおりに進んでいる」と語った。
Hovsepian氏は、今期の売上げを後押ししたLinux事業部門の最も目覚ましい業務展開として、ドイツSAPとの提携を挙げた。SAPは、Novellの「SUSE Linux」のみに対応する中小企業向けの統合型プラットフォーム製品を提供する予定だ。
またHovsepian氏は、2006年末に米国Microsoftと締結した5カ年にわたる総額2億4,000万ドルの技術提携契約について、これまでに約65%に当たる1億5,700万ドルを請求したと語った。
今期の部門ごとの製品売上高を見ると、デスクトップおよびサーバ用のSUSE Linuxなどを含むオープン・プラットフォーム・ソリューション部門は3,000万ドルを記録した。このうち2,900万ドルがLinuxプラットフォーム製品の売上げで、これは前年同期比31%増であった。これに対し、アイデンティティ/セキュリティ管理部門は同13%増の3,100万ドル、システム/リソース管理部門は同15%増の4,100万ドル、「GroupWise」プラットフォームなどを含むワークグループ製品部門は同1%減の9,200万ドルだった。
(John Fontana/Network World オンライン米国版)
- 関連キーワード
- 米国Novell│IT企業業績│Linux│OSプラットフォーム│オープンソース
[米国]レッドハットとノベル、企業向けLinuxのアップデート版をそれぞれ発表
いずれも次期メジャー・リリースまでの「つなぎ的」製品として各種機能を拡充
[米国]Ubuntuだけが頼り? レッドハットとノベルは一般向けLinuxを今後も提供せず
Windowsの寡占状態を覆すのは難しいとの判断
[米国]ノベル、ISVによるLinuxベースの仮想アプライアンス作成を支援
専用OS「SUSE Linux JeOS」もベータ・リリース
[米国]【Linux Foundation調査】Linuxコードのコントリビューター、今では大半が企業勤務者
カーネルへの貢献はRed Hat、Novell、IBMの3社で全体の28.4%
[米国/カナダ]Novell、PlateSpin買収で仮想環境の管理技術を獲得
データセンターの資源最適化に活用へ
「米国証券取引委員会からの会計調査のため」と説明

