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【BEAWorld 2007 San Franciscoリポート】
次世代アプリ開発支援プロジェクト「Genesis」で製品戦略の舵を切るBEA
ビジネスの変化に即座に対応できるアプリケーション開発環境の提供を目指す
(2007年10月22日)
先進ユーザーによる
SOA構築事例も多数紹介
| 写真3:米国コムキャスト・ケーブル・コミュニケーションズのシニア・バイスプレジデント兼CIO、アンドリュー・ベア氏 |
Genesisのほか、同コンファレンスでは、SOAへの取り組みに注力するBEAの顧客企業の事例がいくつか紹介された。例えば、チュアング氏に次いで基調講演に登壇した米国コムキャスト・ケーブル・コミュニケーションズのシニア・バイスプレジデント兼CIO(最高情報責任者)、アンドリュー・ベア氏(写真3)は、動画サービスやケーブル・インターネット・サービス、音声サービスといった同社のケーブル事業の概要を紹介したうえで、同社が構築したSOAベースのインフラストラクチャについて説明した。
ベア氏によると、コムキャストがSOAベースのシステムを構築したのは、ビジネスの柔軟性を高め、いつでも必要な対応をとれるようにすることがねらいだったという。
「われわれは、SOAやあらゆる種類のインプリメンテーションをカバーする、緩やかに結びついた汎用性の高いサービス群を本格的に導入した。これで、すぐさまアプリケーションが必要になったときでも、24時間で対応できる」(ベア氏)
コムキャストでは、「AquaLogic Service Bus」や「WebLogic Server」などのBEA製品を使ってSOA環境を構築。2万人に及ぶ顧客サービス担当者の生産性向上を目的としたポータルを整備し、コールセンター業務を改善するなどの目標を掲げながら取り組んでいるという。
同コンファレンスの基調講演では、コムキャストのほか、米国ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント、大手デパートの米国コールズ、米国インテルの代表者らが壇上に登り、自社のSOA戦略の先進性をアピールした。
WorkSpace 360°の
初のコンポーネントをリリース
一方、BEAは、同コンファレンス開催中に、BEA WorkSpace 360°に含まれる初のコンポーネント「AquaLogic Registry Repository 3.0」を発表した。
AquaLogic Registry Repository 3.0は、共有メタデータ管理と構造化ワークフロー・プロセスを提供するリポジトリであり、SOA環境を改善・管理するために設計されたレジストリを備える。また、承認ベースのプロセスを自動化するための先進的なワークフロー、メタデータ相互運用フレームワーク、Eclipseプラグインなども搭載している。
SOA/BPMにとどまらず、企業システムにかかわるあらゆる問題を解決するという方向へと戦略の舵を切ったBEA。この流れを推し進める戦略的プロジェクトがGenesisである。今後、どのような製品・技術がGenesisプラットフォームに組み込まれるかが注目されるところだ。
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