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[国内]
スターリングコマース、SaaS型B2Bサービス「Sterling Collaboration Network」の国内提供を発表
ビジネス・プロセスの統合、自動化のための電子商取引/コラボレーション基盤
(2008年06月10日)
スターリングコマースは6月10日、企業間の電子商取引やコラボレーションのための基盤となるB2BネットワークをSaaS(Software as a Service)モデルで提供する「Sterling Collaboration Network」の国内提供を発表した。
同社は米国AT&T子会社のSterling Commerceの日本法人。SCNは、海外を含む取引先などの企業間のビジネス・プロセスの統合や自動化を行うことで、B2Bコミュニケーション/コラボレーションを円滑にするSaaS型サービスである。企業が他社と共有するビジネス・プロセスから、紙ベースのトランザクションを排除したうえで、それを自動化、可視化し、管理できるようにすることで、国内外の顧客/取引先企業との通信の安全性・確実性を高いレベルで確保でき、通信コストの削減も図れるようになるという。
専用線を用いる従来型のEDI(Electronic Data Interchange)では、充分な帯域や安定性が確保できない/通信コストがかさむ/セキュリティ面で不安がある、といった指摘がなされてきた。同社は、Sterling Commerceが各国で展開するSCNが、6つの大陸にまたがって、世界中の28万以上の電子商取引主体と90以上の公的・私的な相互接続へのアクセスを提供してきた実績を紹介。これまで国内の通信環境をベースとしたVANサービスを利用できたものの、海外企業とのやり取りで決め手となるネットワーク・サービスの選択肢が限られていたこれまでの状況を打破し、上記のようなユーザー企業の懸念を解消するものであるとしている。
国内で提供が始まる「Sterling Collaboration Networkスイート」は、VANサービス「Sterling Information Broker」、コミュニティ構築サービス「Community Services」、データ変換サービス「Translation Services」、可視化サービス「Visibility」、ホステッド・アプリケーション・サービス「HostedApplicationServices」で構成される。スターリングコマースが掲げるSCNの特徴・優位性は以下の3点である。
- 安全で管理しやすいサービス指向アーキテクチャに基づいたB2Bコミュニケーション・プロセスを構築するためのグローバル・ソリューション
- ソフトウェア経由の直接接続とオンデマンド・ネットワーク経由の間接接続の両方を提供することで、企業間のネットワーク接続に柔軟性をもたらすハイブリッド型のB2Bアプローチ
- B2Bコミュニケーションのデータを、リアルタイムに利用可能な情報に変えるオンライン・トランザクションと可視化のためのサービス
SCNの国内展開に関してスターリングコマースは、まず、グローバル・ビジネスを営む製造業、自動車メーカー、金融保険業界を中心に展開していき、順次、業種業界を拡大していく予定という。なお、同社は6月10日、SIerの日本情報通信(NI+C)と戦略的パートナーシップを締結したことも併せて発表し、両社で、日本企業に最適化された形でのSCNのインテグレーションを顧客企業に対して提供していくことを明らかにした。
また、スターリングコマースは、他のB2Bコミュニケーション・プロバイダーからの乗り換えや、新たにグローバル展開を計画するユーザー企業のための優待サービスの提供も予定しているという。
(Computerworld.jp)
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