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システム/アプリケーション統合
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[ドイツ]
SAP、インドのビジネス・ルール管理ソフト・ベンダーを買収へ
「自社製品の“隙間”を埋めるための買収」と同社
(2007年10月18日)
ドイツのSAPは10月17日、ミュンヘンで開催中の自社コンファレンス「SAP TechEd '07」において、インドのビジネス・ルール管理ソフト・ベンダーであるヤスー・テクノロジーズを買収すると発表した。買収手続きは今年10月中に完了する見込み。なお、買収金額および詳細な条件は、明らかにしていない。
ヤスーは、ソフトウェアによって自動化されたビジネス・プロセスが、企業のコンプライアンスや法規制を順守できるよう支援するソフトウェアを開発しているベンダーである。会社設立は1999年で、現在120人の従業員が在席している。同社の顧客には、ドイツの自動車メーカー、BMWなども名を連ねている。
SAPはヤスーの買収で、同社のアプリケーション・プラットフォームである「NetWeaver」のビジネス・プロセス管理(BPM)機能を強化できるとしている。
SAPはビジネス・プロセスを自動化するためのソフトウェア製品群は提供しているが、これらのプロセスを管理するためのソフトウェアは提供していない。SAPは今回の買収を「自社製品の“隙間”を埋めるため」と説明している。
SAPは2008年第1四半期(1-3月末期)中に、同社初のBPM製品「Galaxy」(開発コード名)のパイロット・テストを開始する予定だ。SAPのNetWeaver技術担当責任者、クラウス・クレプリン氏によると、ヤスーの技術はGalaxyに統合されるという。
BPM製品の強化は、同社最大のライバルである米国オラクルに対抗するための重要課題である。SAPはNetWeaver上でアプリケーション開発環境を提供する「NetWeaver Composition Environment」や、中小規模企業を対象としたホステッド型アプリケーション・スイートの「Business ByDesign」なども、2008年度中に出荷する予定だ。
クレプリン氏によると、GalaxyはNetWeaver Composition Environmentに統合され、いずれはBusiness ByDesignのサービスの一部として提供される予定だという。
SAPは先週、ビジネス・インテリジェンス(BI)ベンダーの米国ビジネスオブジェクツを67億9,000万ドルで買収すると発表した。その数日後には、オラクルがBEAシステムズを67億ドルで買収する計画があることを明らかにしている。ただしBEAシステムズは、「オラクルが提示した67億ドルは、われわれを過小評価している金額だ」と不満を表明している。
SAPのCEO、ヘニング・カガーマン氏は先週、英国の経済紙「Financial Times」の取材に応じ、「BEAの買収合戦に参戦する意思はない」とコメントするとともに、同社の核となるビジネス・アプリケーションとミドルウェアを強化するという基本戦略に変更がないことを強調した。
一方でカガーマン氏は、同社の製品が“手薄”な分野で、大型買収を行う可能性を示唆している。インタビューの中で同氏は、「今後、大型買収を行う可能性を排除しているわけではない」と語っている。
(ジェームズ・ニコライ/IDG News Serviceパリ支局)
- SAP(ドイツ)
- http://www.sap.com/
- ヤスー・テクノロジーズ(インド)
- http://www.yasutech.com/
[欧州]【Videoニュース】SAP、BIベンダーのビジネスオブジェクツを67億9,000万ドルで買収


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