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システム/アプリケーション統合

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[国内]
ブロケード、データセンター構想「DCF」推進を核とする新事業戦略を発表

データセンター革新を促進する新製品を2008年に一挙投入

(2007年12月21日)

 ブロケード コミュニケーションズ システムズは12月21日、日本国内における2008年の事業戦略を発表し、今年10月に発表した新たなデータセンター構想「DCF」(関連記事)に基づき、ユーザーのデータセンター革新を推進していく方針を明らかにした。

ブロケード コミュニケーションズ システムズ代表取締役社長 石本龍太郎氏

 同社の代表取締役社長、石本龍太郎氏は、2007年の活動を振り返り、「今年は、米国McDATAの買収を完了し、HBA(Host Bus Adpter)市場への参入を果たしたほか、FAN(File Area Networking:ファイルの統合管理)分野の拡充、DCF(Data Center Fabric)の構想に取り組むなど、新しいブロケードに生まれ変わるための1年だった」と総括した。

 そうした事業展開が奏功し、同社(全世界)の2007会計年度第4四半期(8月-10月期)の売上高は前年同期比63%増の3億4,000万ドルを計上し、2007年度通期の売上高も前年同期比65%増の12億3,690万ドルを達成するなど、いずれも大幅な増収を記録した。

 ブロケードは2008年以降、データセンター統合やサーバ仮想化、効率的なストレージ導入などをサポートする新製品を積極的に投入していく構えだ。その背景には、増大し続けるデータの対処に苦慮するユーザーの存在があるという。石本氏は、「データ増大に対処すべく、データセンターの再構築に取り組むユーザーの多くが、コストの削減と複雑性の解消を課題としている」と指摘する。

 そうした課題の解決に向けて、ブロケードでは独自のデータセンター・ネットワーキング・アーキテクチャであるDCFの採用を推進している。

 石本氏は、「DCFは、通信プロトコルやベンダーが異なるさまざまなプラットフォーム、ネットワーク、SAN(Storage Area Network)、FANなどを有機的に統合する新しいファブリック」と説明する。同氏は、DCFをベースにデータセンターを最適化することで、既存のシステム環境を生かしながら、新たなSAN導入などがスムーズに行えるようになると強調した。

 DCF構想の実現には、さまざまな通信プロトコルに対応するネットワーク機器の存在が前提となる。ブロケードでは2008年に、多様なプロトコルに対応するデータセンター・スイッチ「Brocade DCXバックボーン」をはじめ、DCF環境でのサーバ接続やFAN接続をサポートする新製品を投入する計画だ。また、DCF環境のセキュリティ確保に向けてパートナーシップの強化も図っていくとしている。

 さらに石本氏は、今後DCF構想を推進するうえで重要な役割を担う次世代の通信プロトコル「Fibre Channel over Ethernet(FCoE)」の標準化作業も引き続き進めていくとした。

 さらに同社は、2007年11月からはじまった2008会計年度より、従来から存在したSAN関連製品を扱う事業部に加えて、FAN関連製品を扱う事業部、サーバ接続関連製品を扱う事業部、サービス・サポートを行う事業部を新たに設置し、DCF構想を推進していくための体制も整えている。

 今後の販売戦略について石本氏は、「当社はOEMの依存度がきわめて高い。DCF関連の新製品投入が相次ぐ2008年は、OEM企業における新製品の評価および市場への投入をいかに早めることができるかがカギになる」と語った。

 一方、同社は、地球環境に配慮したデータセンター作りにも積極的に取り組んでいく方針だ。石本氏は、今年10月にリリースしたSANダイレクタ(FC用スイッチ)「Brocade 48000」が競合他社製品と比べて約3分の1の電力消費量を実現していることをアピールしたうえで、「今後も引き続き、省電力設計で高冷却機能を備えた製品を投入していく」と強調した。

(Computerworld.jp)




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