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サーバ統合

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サーバ統合

【解説】
再考! ブレード・サーバの現状と将来

進化を遂げる次世代の統合テクノロジー

(2008年07月11日)

製品の選定にあたって留意すべきポイント

写真1:IBMが今年5月に発表した新型ブレード・サーバ「IBM BladeCenter QS22」。最新のCellプロセッサの搭載により、高速なエンタープライズHPC環境に対応している

 今日のIT市場は、いわゆるコンポーネントの時代からシステムの時代に向けた過渡期にある。革新的なシステム・アプローチを採らないベンダーは、包括的なビジョンを有するベンダーの戦略の下で、コンポーネント事業に甘んじることとなる。こうした危機感に加え、次世代のシステム市場をみずから作り、その覇権を早期に獲得したいという戦略上の思いが、ブレード・システムの継続的強化へとベンダーを走らせているのである。

 なかでもHPとIBMは、ビジネス・ニーズへの即応性と高い信頼性を持つインフラを目指してブレード・サーバの開発に取り組むという姿勢を明確に打ち出しており、ブレード・システムの将来のビジョンも有している。今後ブレード・システムの成熟化が進み、ガートナーが提唱する「リアルタイム・インフラストラクチャ(RTI)」のような「必要な時に必要なリソースやサービスを提供できるユーティリティ基盤」が実現した場合、上記2社は次の時代において最も高い競争優位性を有するシステム・ベンダーとなるだろう。なお、ガートナーでは2012年までに、次世代のブレード・システムが一般化する可能性があると予測している。

 このように、ベンダーはブレード・サーバが、すでに始まっている次世代の競争における重要な差別化要因であることを認識すべきであり、ユーザーも同様に、製品評価のポイントを見直し、将来につながる最適な製品選定を行う必要がある。

 製品の選定にあたっては、製品単体の価格だけでなく、システム全体の運用管理コストや電力消費量なども含めて検討する必要がある。また、システムを「必要な時に必要なリソース/サービスを提供できる仕組み」へと進化させるべく、サーバ・システムをいかに段階的に最適化していくかがユーザーにとってのチャレンジとなるだろう。


写真2:HPのタワー型ブレード・エンクロージャ「HT BladeSystem c3000 タワーエンクロージャ」。底部にキャスターが付いたユニークな形状が特徴

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