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【Computerworld Conference 2008 Winter】
低コストで段階的な導入を進める
ソニック ソフトウェア「Sonic ESB」のSOAアプローチ
システム統合の現実解、ESBのメリットを存分に生かす
(2008年03月18日)
多種多様なシステム/アプリケーションをサービス化して、SOAベースのシステム統合を可能にするESB(Enterprise Service Bus)。さまざまなESB製品が提供されるなか、ソニック ソフトウェアの「Sonic ESB」は、そのスケーラビリティや管理の容易性、可用性の高さなどが評価され、金融機関をはじめ数多くの企業に導入されてきた。セッションでは、このSonic ESBの特徴や導入事例を基にした、現実的なSOA導入のあり方などについて解説が行われた。
多様なシステムを統合する
「分散環境の集中管理」を実現
これまで、複数システムの統合のために、さまざまな技術が用いられてきた。そうしたシステム統合技術の中でも今日、最も有効かつ現実的な選択肢と目されているのが、業務アプリケーションをSOAベースのサービスとして統合するESBであろう。
すでに多くのベンダーがESBを製品化しているが、ひときわ高い評価を得ているのがソニック ソフトウェアの「Sonic ESB」である。その高評価の理由を同社セールスエンジニアリング部シニアセールスコンサルタントの武末徹也氏は、「多様なアプリケーションを容易に統合できるとともに、分散の仕組みを用意してスケーラビリティを確保しているため」と説明する。
Sonic ESBは、武末氏が言うようにすべてのコンポーネントが分散環境で実行される一方で、それらのコンポーネントの管理は集中的に行うことが可能だ。ESB製品の中には、サービスの処理を集中的に行う、いわばEAI型のものがある。この種の製品は、負荷が一点に集中し、障害時のリスクが大きくなる。また、サービスを分散処理して管理も同様に分散するアプリケーション・サーバ型のESB製品では、管理コストが増大せざるをえない。分散処理と集中管理を両立したSonic ESBは、これらの問題とは無縁なのだ。
現実に即した小規模導入から
全社的なSOAの展開をサポート
| 「経済性と高い堅牢性を評価してSonic ESBを選ぶ企業が多い」と語るソニック ソフトウェアの武末徹也氏 |
数秒でのフェールオーバを可能とするCAA(連続可用性アーキテクチャ)も、この製品の重要な特徴である。高価な投資を伴う従来のフェールオーバでは、「システムの切り替えに分単位の時間を要していた」(武末氏)のが実情だ。当然、その間は業務が停止することになるが、CAAはその時間を秒単位で最小限に抑える。
「業務が停止することは利益の損失であり、このミッション・クリティカル性を金融機関などが高く評価し、導入に至るケースが多い」(武末氏)
さらに、ダイナミックな多重処理や並列処理を可能にするDRA(Cluster&Dynamic Routing Architecture)もポイントだ。これにより、負荷の最も少ない通信経路に動的に切り替えることができ、通信効率を大幅に高めることができる。
最後に武末氏は、いくつかの導入事例を提示し、「必ずしもWebサービスではなく、ファイル転送やCSVの利用など、一見SOA的には見えない現実のシステム統合への対応が不可避」と語った。そして、システムやデータ連携の問題解決から結果的に全社的なSOAに発展するケースに成功例が多いとし、そうした段階的なSOA導入を可能にするのがSonic ESBであると強調した。
| 分散処理と集中管理を両立した「Sonic ESB」と他のESB製品との比較 |
Technology Review

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