【 ここから本文 】
- TOP
- > Topics : ソフトウェア開発
- >
ソフトウェア開発
ソーシャルブックマークに登録 :
印刷用ページの表示
[米国]
サン期待のJavaFX Script、5月のJavaOne 2008でデモを披露
RIA分野でJavaの復権をねらう
(2008年03月31日)
今年5月に米国サンフランシスコで開催される「JavaOne 2008」」(5月6日-9日)で、RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)開発言語「JavaFX Script」のデモが行われる予定だ。
JavaFX Scriptは、Javaに近い文法を持つGUI(グラフィックス・ユーザー・インタフェース)開発向けのスクリプト言語で、RIAプラットフォーム「JavaFX」の一翼を担う技術として昨年5月のJavaOne 2007で発表された。
| JavaFX Scriptのデモとして有名な「Studiomoto Demo」 |
米国Sun Microsystemsは、今年5月のJavaOne 2008で、JavaFX Scriptのプレビュー版を用いたデモを実施する。同社JavaFX Scriptコンパイラ技術担当責任者のブライアン・ゲッツ(Brian Goetz)氏が3月27日に明らかにした。
SunがJavaFX Scriptを開発したのは、クライアント・アプリケーションの分野でJavaが課題に直面しているという事情が背景にある。3月26日〜28日に米国ラスベガスで開かれた「TheServerSide Java Symposium」に出席したGoetz氏は、1995年に生まれたJavaをリッチ・クライアントの開発に使うのは容易ではないと述べ、その難しさを認めている。
「JavaアプレットをRIAとして機能させるのに必要なサポートをWebブラウザから得られなかった。Swing(Java標準のGUIライブラリ)でJavaアプリケーションを開発するのは苦労が多く、ディベロッパーたちから敬遠されてしまった。われわれのほうも、Javaがサーバ・サイドで大きな成功を収めたことで、そちらにばかり気を取られてしまい、クライアント・サイドがおろそかになった」(Goetz氏)
JavaFX Scriptを投入することで、Sunはクライアントへの注力姿勢をあらためて示そうとしている。「JavaFX Scriptの登場でリッチ・クライアントJavaが復活する」とGoetz氏は強調した。
JavaFX Scriptでは、宣言型のシンタックスでインタフェースを記述する。こうした点について、TheServerSide Java Symposiumに出席した開発コンサルティング会社LATのCTO(最高技術責任者)、ジェームズ・ウィーバー(James Weaver)氏は「非常に洗練されている」と高く評価している。「Sunが捲土重来を期しているという印象もあるが、JavaFX ScriptによってRIAの開発が容易になることは事実だ」(Weaver氏)
開発ツールのほうでも、JavaFXをサポートする動きが見られる。例えば「NetBeans IDE」は、JavaFX Scriptに対応するプラグインをすでに提供している。また、いずれ「Adobe Photoshop」と同様のJavaFXツールも登場するとの見通しをWeaver氏は示している。
(Paul Krill/InfoWorld米国版)
[米国]【Forrester調査】AjaxベースのRIAはパフォーマンスに問題あり――多くのパワー・ユーザーが不満
フォレスターはAIRやSilverlightへの移行を提言
[国内]【ITアーキテクト特別セミナー】「リッチ・クライアントに求められているのは、すぐれたユーザー・エクスペリエンス」

企業IT分野でリッチ・クライアントが真に普及するための条件とは
[米国]先行するAdobe、追うMicrosoft――RIA市場でしのぎを削る両社の強みと課題
ユーザー数でFlashに劣るSilverlight、開発環境はVisual StudioがFlexに勝る
[米国]JavaによるAjax開発が可能なRIAサーバ「Eclipse RAP 1.0」が公開
Eclipseのコンポーネント・モデルを生かして既存システムとの連携も容易に
【JavaOne 2007】RIA分野への挑戦、JRubyの進展。「オープンソースJava」の最新ベクトル


「OpenJDK」の公開でオープンソースJava計画がほぼ完了。今後の注目は新しいRIA技術「JavaFX」と「JRuby」

