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[米国]
【JavaOne 2008】
サン、JavaFXのロードマップを公開――JavaOne 2008が開幕
デジタルライフを一元的に結ぶRIA技術に注力する姿勢をアピール
(2008年05月07日)
新プロジェクトの進捗状況も明らかに
この日の基調講演では、JavaFXのほかに、クラウド・ベースのサービス提供に向けた新プロジェクト「Project Hydrazine」に関する説明も行われた。Green氏はHydrazineについて、「いくつかの新しいサービスをまとめて利用可能にし、1つの実行クラウド環境内で提供できるようにしたい」と述べた。Hydrazineの提供時期はJavaFXよりも後になる見込みだ。
もう1つの新プロジェクト「Project Insight」では、システム管理者とJavaFX開発者のコミュニケーションを促進するサービスを提供し、それによって新しいマーケティング戦略も生み出せるとしている。Insightでは、開発者や他の第三者がアプリケーションのユーザー数を確認したり、パッチやアップデートの適用状況などの情報を送受したりできるという。Sunによると、Insightで収集される情報はすべて匿名で、エンドユーザーを特定できる個人情報は一切含まないとのことだ。
Schwartz氏は、Project Insightのサービスについて、「開発者コミュニティの一部には無償で提供する予定だが、商用ユーザーの一部には有償で提供する可能性が高い」と説明した。
伝説のロックスターがステージに登場
| スペシャル・ゲストとして基調講演に登壇した、ロック歌手のニール・ヤング氏(写真右) |
基調講演には、Sunのパートナー企業の幹部など、さまざまなゲスト・スピーカーが登壇したが、最も会場が沸いたのは、スペシャル・ゲストとしてロック歌手のニール・ヤング(Neil Young)が登場した時であった。
同氏は、現在Blu-rayベースで制作中の音楽カタログ作品を披露し、この作品に装備されているJavaベースのインタラクティブ機能について説明した。
「ディスクをBlu-rayプレーヤにセットすると、インターネット上に新しい素材があることを知らせてくれる。こうした機能はDVDでは実現不可能だった」(Young氏)
同作品は、Reprise/Warner Bros. Recordsより近日リリースされる予定という。
iPhoneのJava搭載は「Apple次第」?
基調講演後の記者会見でGreen氏は、JavaをiPhoneに搭載しようとするSunの試みの進捗状況について報告した。
これまでAppleは、少なくとも公式にはそうした取り組みを支援してこなかった。Green氏によると、SunではJavaをiPhone上で稼働可能にする技術の開発はかなり進んでいるが、iPhoneにどんなプラットフォームを採用するかはApple次第であるという。Schwartz氏も「その決定権はAppleにある」と付け加えた。
このほか、Sunの幹部らは、企業よりも消費者向けの技術が一歩先を行くようになっているとのコメントを繰り返した。「技術採用の推進力はかつて企業にあったが、今は消費者にある」(Green氏)
SunはJavaFXを主に消費者向けアプリケーション分野において活用していく計画としている。
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