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[米国]
サン、Solarisのオープンソース版「OpenSolaris 2008.05」を正式リリース
オープンソース・プロジェクト開始から3年、初の非開発者向け
(2008年05月09日)
米国Sun Microsystemsは5月5日、Solaris OSのオープンソース版となる「OpenSolaris 2008.05」をリリースした。今回の2008.05バージョンは、Sunが2005年1月にSolarisのオープンソース化を発表して以来、初の非開発者向けOpenSolarisとなる。
SunはOpenSolarisの初リリースを、5日にサンフランシスコで開催した「CommunityOne」で発表した。同イベントはオープンソース・コミュニティを対象としたもので、Java開発者向けのJavaOneコンファレンスとは分かれた形で開催された。ちなみに、翌6日からは同じ会場で「2008 JavaOne Conference」が開催中だ。
| SunとOpenSolarisコミュニティが立ち上げた非開発者向けの新サイト「OpenSolaris.com」 |
2005年1月にSolarisのオープンソース化を発表したSunは、その後およそ3年にわたり、OpenSolarisコミュニティと共同でOpenSolarisの開発を続けてきた。その間、開発者向けのプレビュー版が提供されてきたが、非開発者も対象にしたリリースは今回の2008.05バージョンが初めてとなる。
OpenSolarisは、商用版「Solaris 10」のマイクロカーネルをベースとしており、Solaris 10と同様、ファイルシステムにZFS(Zetabyte File System)を採用。また、Live CDによる起動や、ネットワーク・ベースのパッケージ管理システム「IPS(Image Packaging System)」をサポートし、サードパーティ製アプリケーションのインストールなどが容易に行えるようになっている。
この2008.05バージョンのリリースに合わせて、SunとOpenSolarisコミュニティは新サイト「OpenSolaris.com」も立ち上げている。同サイトでは、OpenSolaris 2008.05のバイナリがダウンロードできるほか、OpenSolarisに関する初心者向けの情報や、OpenSolarisコミュニティ主導のフォーラムなどが用意されている。
さらに今回、Amazon.comとReliant Securityの2社による、OpenSolarisベースの新ソリューションも併せて発表された。
Amazonでは、同社のクラウド・コンピューティング・サービス「EC2(Elastic Compute Cloud)」上でOpenSolarisの主要機能を提供する。一方、Reliant Securityのほうは、クレジットカードのデータ・セキュリティ基盤となるMPS(Managed PCI System)にOpenSolarisを採用するという。
(Computerworld.jp)
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