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[米国]
グーグルのAndroid SDKがようやくアップデート、正式版も近くリリースへ
アプリ開発者の声に応じ、ロードマップも公開
(2008年08月19日)
米国Googleは8月18日、新版の遅れが指摘されていた携帯電話プラットフォーム「Android」向けSDK(ソフトウェア開発キット)をアップデートし、「Android 0.9 SDK beta」として公開した。
GoogleのAndroid開発提唱者であるダン・モリル(Dan Morrill)氏の18日付のブログ・エントリーによると、今回アップデートされた新SDKでは、大量のバグ修正とともに、ユーザー・インタフェースに多数の変更が加えられている。また、アラームつき時計、計算機、カメラ、音楽プレーヤー、画像ビューワ、メッセージングなどの各種アプリケーションも含まれる。
| Android SDKについて説明するGoogleのダン・モリル(Dan Morrill)氏 |
Googleは初期バージョンのAndroid SDKを昨年11月にリリースして以来、Androidの推進団体であるOHA(Open Handset Alliance)のメンバー企業と密に協力し、LinuxをベースとするAndroidの開発・強化に取り組んできた。モリル氏はブログでAndroid正式版の完成も近いと述べ、同OS搭載の携帯電話を今年第4四半期中に出荷する見通しであることを明らかにした。
さらにGoogleは、Androidに関する将来の大まかなリリース予定を記したロードマップも公表した。それによると、必要に応じてSDKのアップデートを9月に行い、正式版の「Android 1.0」およびSDKのリリースは今年第3四半期もしくは第4四半期になる見通しだという。第4四半期にはソースコードの配布も予定されている。
今回のSDKアップデートおよびロードマップの発表は、Androidの開発の遅れを指摘する声に応じた形となった。Androidを巡っては、開発スケジュールや情報開示に問題があるとの声が、多くのアプリケーション開発者から寄せられていた。
最近では、200名以上の開発者がGoogleに対し、Android SDKのリリース予定などの情報を開示するよう求めるオンライン署名運動を行っている。また、同社がAndroidアプリケーション開発コンテストの受賞者だけにSDKのアップデートを提供したことが暴露され、一部の開発者の怒りを買っていた。
一方、同じ18日にはAndroid搭載の携帯電話も話題に上った。この日、米国連邦通信委員会(FCC)がAndroid搭載の携帯電話を認可する書類を発行したと一部メディアが報じたからだ。この携帯電話は台湾HTCの新端末「Dream」シリーズで、Android携帯電話の第1号になると予想されており、11月中旬までに発売される可能性もある。
現在のところ、米国の携帯キャリアはいずれもAndroid搭載携帯電話のリリース日を公式に発表していないが、T-Mobileが最初に発売するのではないかとのうわさが有力だ。
(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)
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