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[米国]
BEA、Javaアプリケーション・サーバ上でPHPの実行をデモ
【2006 JavaOne Conference リポート】
(2006年05月18日)
米国BEAシステムズは、Java開発者向けの製品を長年提供してきたが、スクリプト言語を使用する開発者向けにも製品を提供しようとしている。サンフランシスコで開催中のJavaOneコンファレンス(5月16日〜19日)では、同社のJavaアプリケーション・サーバ「BEA WebLogic Server」上でPHP(Hypertext Preprocessor)を稼働するデモが披露される。
BEAのWorkshopビジネスユニットのバイスプレジデント、ビル・ロス氏は、「Java以外の言語にも進出していく」と強調。年内に複数の提携を発表することを明らかにした。
また同社は、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)モデルによるWebアプリケーション開発基盤の提供に向け、オランダのバックベースとの提携をJavaOneで発表する予定だ。
カレントアナリシスのアナリスト、ショーン・ウィレット氏は、「BEAは、Java Community Process(JCP)を通じて提供される技術以外にも目を向ける必要性を認識しつつある」とし、BEAのPHPサポートの重要度を「中程度」と評価する。
なお、BEAは5月16日、JavaOneにおいて、Javaオブジェクトをデータベース内に格納するミドルウェア「Kodo」に関する発表も行っている。内容は以下のとおりだ。
- Enterprise Java Beans 3.0(ESB 3)をサポートする「Kodo 4.0」の提供開始
- Kodoを統合したEJB完全対応のBEA WebLogic Server(Javaアプリケーション・サーバ)新版(年内発売予定)のテクニカル・プレビュー版の公開
- Kodoの機能をオープンソース・ライセンスで提供する同社の「Open JPA(Java Persistence APIs)」プロジェクトが、Apache Software Foundation(ASF)のインキュベーション・プロセスとして始動
ロス氏はKodo新版について、「EJB 3の仕様は2週間前に最終版が提供されたばかりだが、当社はすでに製品を対応させている」と強調、使いやすさが根本的に改善されているとしている。
ロス氏によると、EJB 3は9年の取り組みの産物であり、プログラミング・オブジェクトをデータベースに格納するためのパーシスタンス技術をサポートしている。同技術は、バンキング、意思決定、OLTPアプリケーションを含め、データベースと情報をやりとりするあらゆるアプリケーションに適用できる。
カレントアナリシスのウィレット氏は、Javaパーシスタンスについて、「現段階ではニッチな技術だ」としたうえで、「(BEAにとって)さらに精力的な取り組みを進めなければならない分野」だと付け加えた。
同氏によると、オラクルもTopLinkでEJB 3のサポートを進めており、ジェイボスも「Hibernate」でEJB 3に焦点を合わせているという。
なお、BEAのロス氏は、Open JPAプロジェクトの役割について、「EJB 3パーシスタンスがオープンソース環境で利用可能になる」と説明する。BEAは、Open JPAに関連したツールや管理容易化機能、信頼性向上機能を販売していく計画だ。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
- 米国BEAシステムズ
- http://www.bea.com/



