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[米国]
ボーランドとヴイエムウェアが提携強化、仮想テスト環境の構築/管理製品を発表
「テスト環境構築にかかる時間を数分に短縮できる」
(2007年07月10日)
米国ボーランドと米国ヴイエムウェアは、近年ニーズが高まっている仮想化技術を利用したアプリケーション・テスト環境を提供するため、提携関係を強化している。
両社は7月9日、仮想テスト環境を構築/管理する製品の最新版をそれぞれ発表した。
ヴイエムウェアが発表したのは、企業向け分散型アプリケーションの開発プロセスを合理化するプロビジョニング・ソフトウェアの最新版、「VMware Lab Manager 2.5」である。
VMware Lab Manager 2.5は、iSCSIとNetwork File System(NFS)ストレージを新たにサポートしているのが特徴だ。また、ストレージ・ライブラリ管理機能のサポートをはじめ、ゲストOSも64ビット版やWindows Vistaに対応するなどの機能強化を図っている。
一方、ボーランドが発表したのは、仮想テスト環境の管理ツール「SilkCentral Test Manager 2007」である。
SilkCentral Test Manager 2007は、Lab Manager 2.5とユーザー・インタフェース・レベルで統合することが可能だ。ボーランドによると、この2つの製品を統合すれば、ユーザーはテスト用に複数のハードウェア構成を用意しなくても、複数の仮想プラットフォームに個々のテスト環境を割り当て、アプリケーションを検証することができるという。
ボーランドでライフサイクル品質管理製品担当/製品マーケティング・ディレクターを務めるブラッド・ジョンソン氏は、「Lab Manager 2.5とSilkCentral Test Manager 2007を利用すれば、これまで数日かかっていたテスト環境の準備が、わずか数分で済む。そして、実際の物理環境を利用するのと同様に、各種の構成でアプリケーションのテストが実行できる」と語る。
一方、ヴイエムウェアでソフトウェア・ライフサイクル自動化担当シニア・ディレクターを務めるジェームズ・フィリップス氏も、「VMware Lab Manager 2.5でテスト環境を自動的にセットアップし、そのうえでSilkCentral Test Manager 2007を利用すれば、簡単にアプリケーションのテストが実行できる」と語る。
ジョンソン氏は、仮想化技術の利点として、仮想化された1台のサーバに、異なる環境を複数導入できる点を挙げる。
「企業の品質管理部門がアプリケーションをテストする場合、複数のプラットフォームで実行する必要がある。しかし、仮想化技術を用いなければ、複数のハードウェアを用意しなければならず、多額の費用がかかってしまう」(ジョンソン氏)
米国フォレスター・リサーチで上級アナリストを務めるキャリー・シュウェーバー氏は、これら2製品のような仮想テスト環境の構築/管理製品は、開発者とテスターに大きなチャンスを与えるものだと指摘する。
「多くのテスターは、テスト環境の構築や管理に全労働時間の3分の1以上を割いているのが現状だ。仮想マシンを部分的に導入したとしても、仮想テスト管理製品を導入した場合のような、大幅な労働時間の短縮は望めない。一方、多くの開発者は、仮想テスト管理製品を導入すれば、実際の業務に近い環境を構築できることすら知らないようだ」(シュウェーバー氏)
なお、Lab Manager 2.5は、単体で1万5,000ドル〜となっており、すでに出荷が開始されている。一方、SilkCentral Test Manager 2007は、1シート・ライセンス当たり1,700ドルからで、出荷は今年第3四半期中を予定しているという。
(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)
- 米国ボーランド
- http://www.borland.com/
- 米国ヴイエムウェア
- http://www.vmware.com/
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