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[米国]
IBM、ID統合管理ソフト「Tivoli Identity Manager」の新版を発表
2年半ぶりのメジャー・アップデート。実装に要する時間を従来の半分に
(2007年12月13日)
米国IBMは12月12日、ID(アイデンティティ)統合管理ソフトウェアの新版「Tivoli Identity Manager(TIM)Version 5.0」を発表した。同ソフトのメジャー・アップデートは2年半ぶりとなる。
TIMは、ユーザーのアクセス権限やパスワード情報を管理するのに使用される。新しいアカウントを自動的にセットアップ可能なほか、ヘルプ・デスクの補助なしにパスワードをリセットしたり、不正な変更を監視したりする機能を提供する。
今回のアップデートでは、実装の高速化に重点が置かれている。IBMでTivoliのID管理担当プログラム・ディレクターを務めるジョー・アンソニー(Joe Anthony)氏によれば、新版にはガイドラインやウィザード、テンプレートが多数搭載されており、実装に要する時間が従来の半分で済むようになっているという。
また、従来バージョンと同様にユーザー・アクセスをきめ細かく管理できるようになっている。「ユーザー・アクセス管理を困難にするような製品にはしていない。特定のユーザーや領域に関して、より強力な管理機能が必要となった場合には、容易に管理機能を強化できるようにしている」(Anthony氏)
米国フロリダ州タンパに拠点を置く、ID管理やアクセス管理を専門とするコンサルタント企業Watson SCSのマット・ヒックモット(Matt Hickmott)氏は、新版のベータ版をテストし、「搭載された新機能は非常にすばらしい」と感想を述べている。
実装時間が半減するというIBMの主張は本当だったと、Hickmott氏は言う。「これまでカスタマイズが必要であった部分があらかじめテンプレートとして用意されているため、実際、実装に要した時間は従来の半分で済んだ」(同氏)
ただし、セルフサービス型ユーザー・インタフェースが新版のインストール・サーバ上に置かれるのは数少ない欠点だと、Hickmott氏は指摘している。
新版の価格は、管理対象となるユーザー数もしくはプロセッサ数によって変動するが、1社当たり1万ドル程度の価格帯になると、IBMの広報担当者は話している。
(Chris Kanaracus/IDG News Service ボストン支局)
- 米国IBM
- http://www.ibm.com/
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