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[米国]
VMware、アプリケーション仮想化ソフトのThinstallを買収

技術統合でアプリケーション配信/保守のさらなるコスト削減が可能に

(2008年01月16日)

 米国VMwareは1月15日、アプリケーション仮想化ソフトウェア・ベンダーの米国Thinstallを買収することで同社と最終合意に達したと発表した。買収金額は明らかにされていない。

 VMwareによると、この買収は当四半期中に完了する見通しで、Thinstallの顧客は今後、VMwareの技術を用いてデスクトップ環境のプロビジョニング、導入、アップデートなどが行えるようになるという。1999年設立のThinstallは、現在約600社の顧客を有し、米国LANDeskなどとソフトウェア・ライセンス契約を結んでいる。

 VMwareのデスクトップ製品/ソリューション担当バイスプレジデント、ジェフ・ジェニングズ(Jeff Jennings)氏は、「仮想アプリケーションの作成を可能にするThinstallの技術をVMwareのデスクトップ仮想化機能と組み合わせることで、デスクトップ・アプリケーションの配信と保守にかかるコストを大幅に削減できる」と説明している。

 同氏によると、Thinstallの技術はアプリケーションをOSから分離させることができるのが特徴で、これによってアプリケーションの移植性が高まり、複数のデスクトップへの導入が容易になるという。さらにThinstallの技術は、エンドポイントにエージェントをインストールする必要がないため、ITスタッフの管理上の負担も軽減されるとしている。

 ThinstallのCEO、ヘンリック・ローゼンダール(Henrik Rosendahl)氏は、「VMwareは今後、CitrixやMicrosoftと競争することになるだろうが、ThinstallはVMwareと力を合わせて、仮想化の取り組みをデスクトップに拡張する企業向けの標準プラットフォームを提供していく方針だ」と述べている。

 またVMwareはこの日、米国Foedusの残存資産を買収したことも明らかにした。Foedusはこれまで仮想化インフラ関連の製品とサービスを提供していたが、自社のアプリケーション/デスクトップ仮想化サービス事業の拡大を目指すVMwareがFoedusのサービス関連資産を取得した格好だ。この買収についてVMwareは詳細を明らかにしていない。なお、米国のITコンサルティング会社GreenPages Technologyは今年1月、Foedusの販売マーケティング資産を買収したと発表している。

(Denise Dubie/Network World米国版)




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