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【解説】
四川大地震が襲った新興オフショア拠点、成都の被害状況
地震直後からTwitterやブログを介して情報がリアルタイムに飛び交う
(2008年05月23日)
「次なるオフショア拠点」として急成長を遂げる成都
北京にあるSoftek ChinaのCEOで『Source Code China』の著者でもあるシリル・エルシンガー(Cyrill Eltschinger)氏は、成都を「アウトソーシング・サービス拠点として急成長している都市」と評す。同氏は電話インタビューの中で、中国政府は成都近辺の大学からIT関連専攻の卒業生を積極的に採用し、強固なITサービス基盤作りに取り組んでいると説明した。「毎年レベルの高い優秀な卒業生を生み出すこの地域は、非常に魅力的だ」(Eltschinger氏)
中国内におけるITサービス・プロバイダーとしての現在の成都は、北京や上海といった主要都市に次ぐ存在となっている。
ただ、中国全体のソフトウェア開発サービス産業は、「今なおインドに大きく水を開けられたままだ」とアウトソーシング・コンサルティングを手がける米国NeoITのアナリスト、ディーン・デビソン(Dean Davison)氏は指摘する。同氏によると、世界ソフトウェア開発市場の約70%を占めるインドに対し、中国のシェアは10%未満という。
「中国政府がこの産業の発展に注ぐ力の入れようを見るかぎり、中国はいずれ世界の主要オフショア拠点になるだろうが、事業法、文化、政治などの違いが発展を阻む障壁となるかもしれない」とDavison氏は言い添えている。
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