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[米国]
IBM、2種類の企業向けマッシュアップ構築ツールを発表
開発者向けと非開発者向け。前者はRESTfulベース
(2008年04月09日)
米国IBMは4月8日、2つの企業向けマッシュアップ構築ツールを発表した。1つは技術に精通していないビジネス・ユーザー向けの「Mashup Center」、もう1つはアジャイル手法を取り込んだ開発者向けの「WebSphere sMash」である。
Mashup Centerは、ドラッグ&ドロップを基本操作とするツールで、社内やWebのデータ・ソースからコンポーネントをマウスでドラッグし、カスタム版のWebアプリケーションを作成していく。また、管理やセキュリティ、ガバナンスなど、企業に必要とされる要件を満たすような機能も備えている。
Mashup Centerでのデータ保存形式はRSS、Atom、XMLの3種類で、これらのデータをさまざまな形で組み合わせられるようになっている。さらに、すぐに利用できるウィジェットのセットがあらかじめ用意されているほか、ウィジェットやマッシュアップ・ソースを検索・共有できるカタログ機能、ウィジェットを新規に作成するための開発環境も含まれている。
Mashup Centerは4月15日にベータ版がリリースされる予定。IBMによると、顧客企業の一部は同ツールをすでに使用しており、営業支援に役立てているという。
「今やWebの力は個人の手の中にある。ビジネスは、自分で問題を解決できる革新的な個々の社員で成り立っている」と、IBMのソフトウェア部門戦略担当バイスプレジデント、クリストフ・クルークナー(Kristof Kloeckner)氏は語り、非技術者向けのマッシュアップ・ツールには高いニーズがあると強調した。
一方、WebSphere sMashはRESTful(RESTアーキテクチャ)をベースとする開発者向けのツール。動的スクリプト言語をサポートし、各種のサービスやフィードの高速なアグリゲーションが可能で、Mashup Center用ウィジェットの作成にも利用できる。
WebSphere sMashを使えば、社内のSOA(サービス指向アーキテクチャ)サービスと、為替レートや貨物の出荷状況の確認といった外部のサービスとを組み合わせたりすることができると、IBMは述べている。
WebSphere sMashの開発者版はProject ZeroのWebサイトからダウンロード可能。第2四半期には商用版のリリースが予定されている。
(Heather Havenstein/Computerworld米国版)
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