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[米国]
WSO2、オープンソースのマッシュアップ開発環境「Mashup Server」をアップデート

Google Gadgetsをサポート。複数のデータ・ソースとの連携が可能に

(2008年07月22日)

 SOA(サービス指向アーキテクチャ)製品ベンダーの米国WSO2は7月21日、オープンソースのマッシュアップ開発環境の新版「WSO2 Mashup Server 1.5」を公開した。新版では、米国Googleのウィジェット・ツール「Google Gadget」を新たにサポートし、複数のデータ・ソースに対応する新しいインタフェースが追加されるなど、生産性とパフォーマンス、使い勝手の向上が図られている。

WSO2 Mashup Server 1.5は、WSO2のサイトからダウンロードできる。

 Mashup Serverでは、情報の取得/データの結合/ユーザーへの結果表示などの処理を実行するロジックにJavaScriptを利用している。そのため、Web上のサービスなどのソースから取得した情報を集めて新しいサービスとして公開したり、フィードや通知などに利用したりすることが可能となっている。

 新版では、Google Gadgets用のスタブとテンプレートが追加されたことで、Mashup Server内で、あるいは「iGoogle」などの外部サービスを利用してコンテンツを表示させることが可能となった。また、Google GadgetsをMashup Server内でホスティングするためのダッシュボード・アドオンのベータ版も提供される。

 さらに、RDBMSや「Excel」の表計算ファイルといった複数のデータ・ソースとの連携を実現する新しいWebサービス・インタフェースを装備した。

 WSO2のCEO、サンジバ・ウィーラワラナ(Sanjiva Weerawarana)氏は、同社がこの日発表した声明の中で、「WSO2 Mashup Server 1.5の新機能『WSO2 Data Services』の追加とセキュリティ機能の強化により、複数のデータ・ソースからコンテンツを合成することが可能となった。これにより、エンタープライズ・レベルの信頼できるサービスを、わずか数時間で作成することもできる」と述べている。

 Mashup Server 1.5ではほかにも、Webサービス標準のWS-Security仕様に基づく、安全なマッシュアップ・サービス管理のための統合ユーザー・インタフェースが追加された。企業のニーズに合わせて、さまざまな認証システム/暗号化技術/電子署名システムを組み合わせたパターンが用意されており、ユーザーは20の異なる組み合わせから最適なパターンを選ぶことができるという。

 また、ユーザー名とパスワードの組み合わせによる従来のログイン方法に加え、米国Microsoftのアイデンティティ管理プラットフォーム「InfoCard」とオープンソースの認証プロトコル「Open ID」をサポートしている。

 Mashup Server 1.5は米国時間21日から「Apache License 2.0」のライセンス形式によりダウンロード提供が開始されている。WSO2は、Mashup Serverユーザーを対象にトレーニングやコンサルティングなどの関連サービスを提供するほか、コミュニティ・サイト「Mooshup.com」の運営を手がける方針だ。

(Paul Krill/InfoWorld米国版)




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