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[米国]
オフィス・アプリ「Zoho」のマーケットプレースがオープン、オフィスSaaS売買の場に
「Google Apps」だけでなくセールスフォースの「AppExchange」もライバルに
(2008年10月01日)
ホスティング型のオフィス・アプリケーション「Zoho」を手がける米国AdventNetは9月30日、ビジネス・アプリケーションのマーケットプレース「Zoho Marketplace」を開設したと発表した。「Zoho Creator」で開発されたオフィスSaaS(Software as a Service)を売買する場として機能することを期待しているという。
| 「Zoho Marketplace」のWebサイト |
AdventNetによると、Zoho Macketplaceでは、同マーケットプレースのメンバーからサブミットされた仕様に基づくアプリケーションや、Zoho Creatorを使ってカスタマイズされたアプリケーションを広く配布することができる。また、アプリケーションの売り手と買い手が価格交渉する場としても機能するという。
同社は併せて、新しい「Zoho Creator Partner Program」の開始も発表した。このパートナー・プログラムの主目的は、リセラー、コンサルタント、開発者や他のユーザーによるオフィスSaaSの普及を促進することにある。
30日にはZoho Creatorの最新版「Zoho Creator 3.0」も併せて発表された。新版で強化された点は、カスタムHTMLページとマッシュアップのサポートだ。なかでもマッシュアップは、一連のWeb APIを介して外部サイトのデータを結合するのに有効に働く、とAdventNetは説明する。
Zohoのエバンジェリスト、ラジュ・ヴェガスマ(Raju Vegesna)氏は、容易に使用できる強力なビジネス・アプリケーションを顧客に提供するというAdventNetの使命を具現化したのがZoho Creatorだとしたうえで、次のように述べている。
「Zoho Creatorは、ビジネス状況にマッチしたWebアプリケーションを手早く作りたいと考える人々にとって理想的なソリューションだ。適切なアプリケーションを即座に必要とするケースは意外に多い。そうしたときに、Zoho Creator 3.0を使えば、1時間もかからずにソリューションを手にすることができる」
ZohoのオフィスSaaSは、これまで「Google Apps」を長らくライバル視してきた。Zoho Marketplaceがスタートしたことで、Zohoは同様のマーケットプレース「AppExchange」を運営するSalesforce.comとも競争することになると、TechCrunchのブロガーであるマイケル・アリントン(Michael Arrington)氏は指摘する。
AdventNetによると、Zoho Creatorを基盤として作成されたWebアプリケーションは10万を超えている。これらのアプリケーションがZoho Marketplaceに自動的に登録されることはないが、開発者が希望すれば登録も容易に可能で、そのアプリケーションを有料で提供することも、また無料で配布することもできる。
9月に米国サンフランシスコで開催された「Office 2.0 Conference」(9月5-7日)で、米国General Electricが40万台のデスクトップPC上でZohoアプリケーションを使用すると発表したことは記憶に新しい。アリントン氏によると、このときの対抗馬はGoogle Appsだったが、それを抑えてZohoが採用されたという。
Zoho Creator 3.0にはいくつもの料金プランが用意されており、それにはパーソナル・エディションとビジネス・エディションの無料提供プラン(ビジネス・エディションでは最大5ユーザーまで、パーソナル・エディションはユーザー数無制限)も含まれている。また、その他のビジネス・プランでは、SSL Scriptingによるセキュリティ強化、データ・バックアップ、追加ストレージなどが提供される。
(Heather Havenstein/Computerworld米国版)
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