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[米国]
HP、SOAコンサルティング・サービスを発表
(2005年06月28日)
米国ヒューレット・パッカード(HP)は6月28日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に関連した各種コンサルティング・サービスを開始することや、ユーザーに技術上のヘルプを提供するコンピテンシー・センターを世界数カ所に開設すること発表した。SOAサービスの提供に関しては他社とも提携していく。
HP幹部が同社のAdaptive Enterprise(アダプティブ・エンタープライズ)構想の次の段階と位置づけている、この新しい取り組みの目的は、企業の事業とIT(情報技術)のシンクロがもっとうまくいくようにして、市場の変化に合わせたすばやい方向転換が可能なようにすることだ。
HPの世界エンタープライズ・アプリケーション・サービス担当副社長、ウダイ・クマラスワミ氏は、「ITの役割は、フロントオフィスの自動化による生産性向上とバックオフィスの自動化による効率向上から進化して、今では、拡張された企業全体を統合する役割を期待されるようになった。当社では、SOAとAdaptive Enterpriseを組み合わせることが、当社が顧客がその方向へ進むのを支援する機会につながると考えている」と語った。
このスイートに含まれる7つのサービスは、SOAエンビジョニング・サービス、アセスメント・サービス、ガバナンスおよびアーキテクチャ・サービス、イネーブルメント・サービス、サービス・ディベロプメント、ソフトウェア・サービス・ディベロプメント、マネジメント・サービスである。
エンビジョニング・サービスは、比較的大規模なIT部門が、SOAのコンセプトと利点を理解し、自社のビジネスに与える潜在的インパクトを評価するのを助ける。アセスメント・サービスは、HPのアジリティ・アセスメント・アプローチを利用して、顧客が自社の事業全体にSOAを適用していくためのロードマップを作成するのを助ける。
「当社がユニークな点と考えているのは、アジリティ(機敏さ)を測れることだ。アジリティ・テストによって、顧客のホットスポット、すなわち最大の投資効果を得られるところを特定する。『ここに最初の取り組みの焦点を合わせてはどうでしょうか、そこでは、より早く結果が得られるからです』とアドバイスする」とクマラスワミ氏は述べた。
この取り組みの一部として、HPは、米BEAシステムズ、ジェイボス、マイクロソフト、独SAPとも提携し、同社のSOA構想でカバーできる範囲の拡大を目指す。HPとマイクロソフトの両方の幹部が存在を認めている商機の一つは、J2EEベースと.NETベースとオープンソース・ベースのアプリケーションや環境をユーザーが一つに結合するのを助けることだ。HPは、この3種類の環境すべてに経験のある技術専門家が同社には5000人以上いるとしている。
「当社は、エンタープライズ・インテグレーションの実績を出発点としているので、異種環境を統合するためのソリューションを提供できる。たとえば、大多数ではJ2EE、.NET、オープンソースを使用しており、その多くを統合することが急務になっている」(クマラスワミ氏)
アナリストの一人は、HPには独自のミドルウェアがないため、他社のソフトウェアの利用を当然検討することになるが、そのことは競争上有利に働く可能性があると指摘している。
「独自のミドルウェアがないことで同社は強い立場に立てる。というのは、生き残るためには、あらゆる相手、あらゆる物とレインケイしなければならないからだ。この領域には興味深い機会がある。そのすべてについて永世中立国スイスのような立場に立つことで、この領域での興味深い商機にすながる」(米ハーウィッツ&アソシエイツ社長、ジュディス・ハーウィッツ氏)
なお、HPのコンピテンシー・センター新設場所は、米国のアトランタ、インドのバンガロール、フランスのソフィア・アンティポリス、日本の東京の4カ所である。
(Originally reported by Ed Scannel, InfoWorld 06/29/2005)

























