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[米国]
オラクル、JavaOneでSOAの青写真を披露

(2005年06月28日)

 オラクルの上級副社長トーマス・クリアン氏は、サンフランシスコで開催中の「JavaOne」における6月28日の講演で、サービス指向アーキテクチャ(SOA)を構築/維持するためのオラクルのビジョンとソリューションについて概説した。

 オラクルの「新しいアプリケーション青写真」には、ユーザー・インタフェース用に「JavaServer Faces (JSF)」、ビジネス・プロセス用に「BPEL (Business Process Execution Language)」、ビジネス・ロジック開発用に「Enterprise JavaBeans (EJB) 3.0」を採用している。この計画には、「Web Services Invocation Framework」と「Java Business Integration」の両仕様を通じて、新しいアプリケーションを、旧来のシステムやアプリケーションに接続することも含まれる、とクリアン氏は述べた。アプリケーションを開発および変更するための、共通のツール群も提供される。

 「この青写真は、すばらしい、洗練されたアプリケーションの構築を可能にする。当社ではそれを、動的サービス指向アーキテクチャと呼んでおり、当社のFusion Middlewareプラットフォームは、今日示した(SOAの)技術をすべて備えている」とクリアン氏は語った。

 クリアン氏は、アプリケーション・スタックを描いたスライドを披露した。そこでは、BPELが、1つのエンタープライズ・サービス・バスと1つのアプリケーション・サーバの上に置かれており、「Web Services Securities」仕様がセキュアなビジネス・プロセスを実現している。

 JSFとEJB 3.0は、オブジェクト永続性(パーシスタンス)の面で、オラクルの戦闘計画に不可欠な歯車である。「EJB 3.0には大きな将来性があり、それはEJBを大幅に簡素化してあらゆるJava開発者が利用可能なものにすると当社では見ている。JSFは、ユーザー・インタフェースのためのコンポーネント・モデルを示すので、ユーザーはページを宣言的に構築することができ、複数のページをページ・フローに結びつけたり、ブラウザのプラグインなしで、それらをクライアント上へインタラクティブにレンダリングしたりできる」とクリアン氏は語った。

●関連した取り組み

 以上の計画およびJavaに関連して、オラクルはいくつかの取り組みを進めようとしている。

 オラクルは、サン・マイクロシステムズとともに、EJB 3.0の仕様策定の共同リーダーになる(JavaOneでは6月29日発表)。

 また、オラクルは、「Java Enterprise Edition 5.0」のリファレンス・インプリメンテーション(参照実装)に組み込む、永続性(パーシスタンス)技術を提供する予定だ。それは、Java開発を容易にするために、新しい「Java Persistence API」を実装したものになるという。また、このリファレンス・インプリメンテーションは、Javaオブジェクトとリレーショナル・ データのマッピング・ツール「Oracle TopLink」および配備プラットフォームをもとに作成される。

 オラクルはさらに、リファレンス・インプリメンテーションのコンポーネントを、サンの「Project GlassFish」 − Java Enterprise Edition 5.0のソフトウェア開発キット(SDK)をオープンソース実装 − にも提供する予定だ。

 そのほかオラクルは、Eclipse Foundation内で、BPELツール作成プロジェクトを主導することを提案している。同社は、オープンソースのBPELツールを「Eclipse Public License」ライセンス条件のもとで構築するのを支援していく計画であり、そのツールは「Oracle BPEL Process Manager」および「Oracle BPEL Designer」の技術をベースにしたものになるという。

(Originally reported by Paul Krill, InfoWorld 06/29/2005)




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