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[世界]
アクセンチュアとSAP、医療機関向けSOAインフラの開発で提携
(2006年09月21日)
米国アクセンチュアとドイツのSAPは9月20日、SAPの統合プラットフォーム「NetWeaver」を土台にして、医療機関向けアプリケーション間の共有をSOA(サービス指向アーキテクチャ)で実現するソフトウェアを共同開発すると発表した。
アクセンチュアの医療&ライフ・サイエンス分野担当グローバル・マネージング・パートナー、ケン・レイシー氏によると、共同開発するのは、「コラボレーティブ・ヘルス・ネットワーク(CHN)」呼ばれるソフトウェアで、医療アプリケーション同士をリンクするためのインフラを提供することを目的としている。
同ソフトウェアはまだ設計段階にあるが、両社は2007年半ばをめどに製品を投入したい考えだ。当初リリースには、患者のマスタ・インデックス、医療サービス提供者のインデックス、電子処方、薬局へのリンクなどが含まれる見通しだ。
CHNは、アクセンチュアの「Electronic Health Record Connection Platform」のオプションとして提供される予定で、世界規模で普及する可能性がある。現在、多くの国々が医療記録を電子化して全国規模でシステムをリンクさせようと計画しており、すでにそうしたプロジェクトを開始しているところも少なくないからだ。
レイシー氏によると、アクセンチュアでは、まずオーストリア、チリ、フィンランド、ドイツ、オランダを手始めに医療サービス提供者にアプローチする計画だという。
一方で、同氏は、それ以外の国々に売り込むのは簡単ではないとも述べている。フランスなど、すでにシステムの要件をほぼ固めいる国も少なくなく、アクセンチュアがCHNのような新しいアプローチを売り込むのは難しいという。
英国でも、すでに5,000万人の患者と医師を含む医療サービス提供者とのリンクを目的とした独自システムの開発が始まっている。アクセンチュアもそのシステムの一部を受注しているが、同社では、英国アイソフト・グループの医療記録ソフトウェアの入手に手間取った結果、受注事業が赤字になる見通しになったことを今年3月に明らかにしている。
CHNソフトウェアは、ドイツのウォールドーフのSAP本社近くで開発されることになっており、SAPがサプライヤーとして販売を担当し、アクセンチュアがシステム・インテグレーターとして各種のサービスを提供するという。なお、アクセンチュアの関係者は、同プロジェクトに何人のスタッフを投入するのかについては明言しなかった。
(ピーター・セイヤ−/IDG News Service パリ支局)
- アクセンチュア(米国)
- http://www.accenture.com/
- SAP(ドイツ)
- http://www.sap.com/

























