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[国内] 【Arch2ArchSummit 2007リポート】
ヴイエムウェアのアーキテクト、仮想アプリケーション・サーバの有効性を強調

WebLogic Server Virtual EditionとVMwareの組み合わせで実現されるメリットを力説

(2007年07月31日)

 7月31日に東京都内で開催された日本BEAシステムズの「Arch2ArchSummit 2007」コンファレンス。そのセッションに米国ヴイエムウェアのバーチャル・アプライアンス チーフ・アーキテクトのマイケル・ブロンスキー氏が登壇し、昨今、注目を集めている仮想アプリケーション・サーバを支える技術として、同社の仮想化技術がアピールされた。

 米国BEAシステムズは今年6月23日に、仮想化環境で動作するJavaアプリケーション・サーバ「WebLogic Server Virtual Edition」を発表している。同製品は、BEAの発表した仮想化戦略および製品ロードマップに基づく最初の製品だ。Arch2ArchSummit 2007コンファレンスのセッション・スピーカーを務めたヴイエムウェアのブロンスキー氏は、WebLogic Server Virtual Editionと共に動作する仮想化プラットフォームとして、同社の「VMware Infrastructure 3」を紹介した。

米国ヴイエムウェアのバーチャル・アプライアンス チーフ・アーキテクトのマイケル・ブロンスキー氏

 ブロンスキー氏はまず、VMware Infrastructureの視点からSOAの仮想化について説明した。「エンタープライズ・レベルのSOAプラットフォームでは、何よりパフォーマンスと可用性が重要だ。特に可用性は、BCP(事業継続計画)およびDR(ディザスタ・リカバリ:災害復旧)において不可欠な要素である。これを実現する製品がVMware Infrastructure 3である」(同氏)

 従来、典型的なSOAベース・システムの配備は、個々のサーバ・ハードウェアにOSとJVM(Java仮想マシン)をそれぞれインストールするというものだが、費用対効果や可用性、スケーラビリティ、そしてBCP/DRといった観点からすると複雑さが否めない。そこで、VMware Infrastructure 3の導入によりハードウェア・レベルでの仮想化を実現すれば、複雑さは解消されるとブロンスキー氏は説き、加えて、リソース配分の最適化や、ハードウェア障害時におけるリソースの自動配分など、BCP/DRに対しても力を発揮するとした。「しかも、運用管理コストの削減につながる」と同氏。

 「仮想化は、SOAに限らずあらゆるアプリケーションに対して恩恵をもたらす」とブロンスキー氏は強調。アプリケーションやサービスのプロビジョニングにはじまり、ダウンタイムの短縮、リソース配分によるハードウェア利用の最適化、高い可用性の実現など、仮想化の導入メリットは、あらゆるアプリケーションに対してもたらされるとした。さらに同氏は、運用管理の改善には標準化を進めることが重要であり、ソリューションがハードウェアしばりにならないよう、分離して考えることが肝要だと説いた。

 WebLogic Server Virtual EditionとVMware Infrastructure 3によって実現される仮想アプリケーション・サーバ環境は、TCO(総所有コスト)の削減に寄与することになるとブロンスキー氏。両製品の連携により、効率性の高いエンタープライズ・アプリケーション・プラットフォームを構築できるというのが両社の言い分だ。

(後藤大地)




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