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[米国] 【BEAWorld 2007 San Francisco】
BEAとアドビ、RIA分野で提携

BEA Workshop StudioにAdobe Flex Builder 2をバンドルして提供

(2007年09月12日)

 米国BEAシステムズと米国アドビ システムズは9月11日、サンフランシスコで開催中の「BEAWorld 2007」(9月10日〜12日)において、SOA(サービス指向アーキテクチャ)とWeb 2.0技術のコンセプトを盛り込んだ、リッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)の開発で提携することを明らかにした。

 具体的には、BEAのEclipseベースの統合開発環境(IDE)である「BEA Workshop Studio」に、アドビのRIA開発プラットフォームの「Adobe Flex Builder 2」をバンドルするという。

 BEAのWorkshopビジネス部門でバイスプレジデントを務めるビル・ロス氏は、「今回の提携で開発者は、SOAおよびWeb 2.0技術の基盤と統合する、クロスプラットフォームのRIAを構築することができる。それにより、エンタープライズ・マッシュアップも可能になる」とコメントしている。

 BEAによると、Workshop StudioとFlex Builder 2を組み合わせることで、開発者にインタラクティブ・ダッシュボードや、顧客と従業員向けのセルフサービス・アプリケーションなどを構築するためのワークフローが提供できるという。

 なおWorkshop Studioには、Flex Builder 2のほかに、Mozilla Public License(MPL)に基づいて提供されている、オープンソースのFlashアプリケーション開発ツール「Adobe Flex SDK(Software Development Kit)」もバンドルされる。

 ロス氏は、「Workshop StudioはIDEとSDKを搭載しているものの、冗長性がなかった」としたうえで、以下のように語った。

 「われわれとアドビは、開発環境にEclipseプラットフォームを使用しているため、WorkshopとFlex Builder 2を1つのIDEにすることができる。Eclipseが基本的なIDEフレームワークを提供し、WorkshopとFlexが不足分を埋めるというわけだ」(ロス氏)

 WorkshopとFlexで開発したRIAは、「BEA WebLogic Server」や「BEA AquaLogic」といった製品とも連携できるため、エンタープライズでWeb 2.0技術を取り入れられるメリットもあるという。

 「Web 2.0技術は、企業が顧客とのつながりを深める、強力なコラボレーション・ツールになる」(ロス氏)

 BEAがWeb開発の手法としてFlexを支持するのは、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)よりもFlexが優れていると判断したからではない。

 ロス氏は「われわれも、われわれの顧客も、AjaxとFlexの両方が重要なリッチ・インターネット・オプションだと考えている。ただし、1つの傾向として言えるのは、開発重視の顧客はAjaxを好むが、柔軟性と創造性の観点から双方向性を最優先とする顧客は、Flexを選択するようだ。大企業の場合は、特にFlexを好む傾向が強い」と語る。

 なお、Flex Builder 2をバンドルしたWorkshop Studioは、今年中に発売される予定で、価格は899ドル〜になる見込みだという。

 またアドビは同日、企業の業務プロセスを自動化するツール群「Adobe LiveCycle Enterprise Suite」に、WebLogic Serverの評価版をバンドルすることも明らかにしている。

(ポール・クリル/InfoWorldオンライン米国版)




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