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[国内]
【ノークリサーチ調査】
2007年の国内PCサーバ出荷台数は前年度比横ばいの55万台
ただしサーバ単価上昇により金額ベースでは若干増
(2008年06月13日)
ノークリサーチは6月13日、2007年度(2007年4月〜2008年3月)における国内PCサーバの出荷状況および2008年度(2008年4月〜2009年3月)の出荷予測を発表した。それによると、新規サーバ需要の頭打ちが影響し、2007年度の出荷実績は55万330台と対前年度比で横ばいとなった。
ノークリサーチによれば、大企業のインフラやデータセンターへの需要は安定して存在するものの、グローバル経済の低迷や原材料費の高騰などを受け積極的な投資意欲が抑制されているという。また、エントリー系サーバもSMB(小・中規模企業)での需要が落ちつき、こうした要因が影響してサーバの新規導入/増設が全体的に活発ではなかったとしている。
2007年度は仮想化技術やサーバ統合の機運が高まったことで高機能なサーバへのニーズが強まり、ブレード・サーバの出荷台数が前年度比25.9%増の5万2,662台へ拡大した。ただし、サーバ市場全体ではまだ9.6%を占めるにすぎない。
出荷台数がフラット成長である一方で、出荷額は上昇傾向にあるという。マルチコアCPUを搭載した高機能なサーバが主流となりつつあるため、タワー型/ラック型/ブレード型サーバのいずれも単価が上がってきていることによるという。金額ベースで見ると、2007年度は3,026億円となり前年度比4.8%増となっている。ノークリサーチは今後も高機能サーバへのシフトが進むことを予想しており、それに伴いサーバ単価はますます高まっていくと見ている。
| 2007年度の国内PCサーバ市場のシェア状況 |
2007年度における国内PCサーバ市場のシェア(出荷台数ベース)は、25.7%を占めるNECがトップとなった。SMBへの全国的な販売チャネルを持っていることや、データセンター向けラック型サーバの新製品、仮想化市場への展開などが好調だったという。
シェア2位は日本ヒューレット・パッカード(HP)で、23.6%を占めている。世界規模の生産体制でコスト・メリットの高い製品提供や、100V電源に対応したSMB向け低価格サーバの展開などが奏功しているとする。そのほか、3位は17.0%のデル、4位は14.5%の富士通、5位は9.6%の日本IBM、6位は5.6%の日立となっている。
ノークリサーチは、2008年度の市場展望としては、引き続き大きな成長要因が見当たらないとして、前年度比7.2%増の59万台の出荷台数を予測している。ただし、仮想化やサーバ統合のニーズは依然として強く、高機能タイプのラック型サーバやブレード・サーバの需要が伸び、出荷額ベースでは市場が拡大するとの見方だ。ブレード・サーバのシェアも11.5%に拡大することを見込んでいる。
また、Windows Server 2008の登場によるリプレース需要や、シン・クライアント・システムなどへの関心は強く、こうした新製品/技術もサーバ需要拡大の起爆剤になりうるとの見方を示している。
| 国内PCサーバの形状別構成比(出荷台数ベース) |
(Computerworld.jp)
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