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[米国]
AMDの3Q決算、約4億ドルの赤字に
4四半期連続で純損失を計上、ATI買収費用が足をひっぱる
(2007年10月19日)
米国AMDは10月18日、2007年第3四半期(7月-9月期)の決算を発表し、3億9,600万ドルの純損失を計上したことを明らかにした。1株当たりの損益は71セントで、米国トムソン・フィナンシャルがまとめたアナリストの事前予測(1株当たり62セントの損益)を上回った。なお純損失には、昨年10月のATIテクノロジーズ買収に関連する費用、1億2,000万ドルが含まれている。
第3四半期の売上高が前年同期比23%増の16億3,200万ドルだったにもかかわらず、営業損失は2億2,600万ドルだった。ただし、前四半期(2007年第2四半期)の営業損失は4億5,700万ドルを計上しており、第3四半期は赤字幅を縮小させている。
実際各分野の業績は、堅調な伸びを見せている。AMDによると、マイクロプロセッサの出荷数は前期比16%増、モバイル・プロセッサの出荷数は同41%増となったという。
AMDは今年9月、当初の予定から数カ月遅れでサーバ向けクアッドコア・プロセッサ「Barcelona」をリリースした。AMDは、最大のライバルである米国インテルと「クアッドコア・プロセッサ戦争」を繰り広げている。インテルが10月16日に発表した2007年第3四半期決算によると、同社は同四半期中に200万個以上のクアッドコア・プロセッサを出荷したという。
AMDで社長兼COO(最高執行責任者)を務めるダーク・マイヤー氏は、「2007年第4四半期は幅広い市場に対し、積極的にクアッドコア・プロセッサを提供していく」と語り、同四半期中に上位版のBarcelona(クロック周波数2.5GHz)を出荷することを明らかにした。
デスクトップPC向けプロセッサ市場でインテルに大差をつけられているAMDだが、11月には新設計のデスクトップPC向けクアッドコア・プロセッサ「Phenom」をリリースする予定だ。Phenomはインテルの「Core 2 Quad」の競合製品となる。
またマイヤー氏は、45nm(ナノメートル)プロセスのプロセッサを2008年上半期中に出荷することも明らかにした。
なおAMD幹部は、第4四半期の収益見通しについて言及を避けている。ただし、AMDでCFO(最高財務責任者)を務めるボブ・リベット氏は、「第4四半期は、(クリスマス商戦という)典型的な季節トレンドが反映された業績となる。つまり、サーバ向けプロセッサよりもクライアントPC向けプロセッサの販売が好調になるだろう」と語った。
(アガム・シャー/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国AMD
- http://www.amd.com
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