- [米国]【解説】
DNS脆弱性への対処策で意見が分かれるIETF総会 
まだ答えが出ないDNSキャッシュ・ポイズニング問題の解決方法
インターネット関連技術の標準化を進めるIETF(Internet Engineering Task Force)は、今年夏に発見されたDNSの脆弱性への対処方法を模索している。今週ミネアポリスで開催中のIETFの会合で、この問題が議論されている。争点は、IETFがDNSサーバを運用しているDNSレジストリやISP、企業に、DNSのセキュリティを向上させる拡張仕様「DNSSEC(Domain Name System Security Extension)」へのアップグレードを促すか、あるいは暫定措置としてこの脆弱性に対応するためにDNSプロトコルを改変するかのどちらを選ぶかだ。(2008年11月21日)
- [米国]
DNSの“生みの親”、セキュリティ対応の遅さを一喝 
「DNSSECの普及を遅らせているIETFに責任あり」との見解を示す
DNSが抱えるセキュリティ上の問題がIT業界で叫ばれるにもかかわらず、その解決策の1つと目されているDNSSEC(Domain Name System Security Extension)の普及は遅々として進んでいない。そうした現状への危機感を声高に訴えるのが、DNSSECの考案者でありDNSの“生みの親”として広く知られるポール・モッカペトリス(Paul Mockapetris)氏だ。(2008年11月12日)
- [北米]
米スタンフォード大学の研究者がトラフィック処理能力を高める「OpenFlow」技術を発表 
“帯域幅が大きい”“遅延が小さい”“消費電力が小さい”などの条件で経路を選択可能に
米国Stanford大学の研究者が、ネットワークを調整して、帯域幅の拡張、遅延の最適化、電力消費の節減などを可能にする技術を発表した。同大学の准教授で、電気工学とコンピュータ科学を専門とするニック・マッコーエン(Nick McKeown)氏によると、この技術は「OpenFlow」と呼ばれ、「まだ概念の実証段階ではあるが、企業ネットワークに導入することでトラフィックの処理能力を高めることができる」という。(2008年10月30日)
- [欧州]
EU、次世代インターネット「Internet 3.0」に関するビジョンを明らかに 
「2015年にはデジタル領域の規模が10倍に拡大」と予想
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会で情報社会メディア担当委員を務めるビビアン・レディング(Viviane Reding)氏は9月29日、次世代インターネット「Internet 3.0」に関するビジョンを明らかにした。(2008年09月30日)
- [米国]
マイクロソフト、「Apache」に10万ドルの資金提供でオープンソース・コミュニティ支援を強化 
「ADOdb」向けパッチの提供も明言
米国Microsoftは7月25日、ASF(Apache Software Foundation)に資金を提供し、オープンソース・コミュニティへの支援を拡大させた。同社が長期にわたり存続してきた同オープンソース・プロジェクトへ寄付をしたのは、これが初めてとなる。(2008年07月28日)
- [米国]【Rackspace調査】
「環境よりもパフォーマンスを優先」――米国企業のIT投資動向 
景気悪化やエネルギー価格高騰などの影響で、グリーンITへの投資が後回しに
グリーンITが叫ばれる昨今だが、最近の調査によると、ITバイヤーの多くはいくら環境に優しくてもパフォーマンスを犠牲にしてまでグリーンITに投資するつもりはないようだ。(2008年07月01日)
- [米国]
マイクロソフトがOOXMLの相互運用性を強化、HTMLトランスレータを開発へ 
Officeなどのプロトコル技術仕様も正式公開
米国Microsoftは6月30日、「Office 2007」と他の文書形式とのデータ互換性向上を目指す新たなプロジェクトを発表した。まずはその一環として、OOXML(Office Open XML)文書をHTMLフォーマットに変換するトランスレータの設計に取り組んでいるという。(2008年07月01日)
- [世界]
動乱が続く携帯電話OS市場――モバイルLinuxのLiPSが活動停止、LiMoに成果を移管へ 
新生Symbian、Android、Windows Mobileとの「携帯OSの覇権争い」に注目
現在、動きの非常に激しい携帯電話OS市場。今度はモバイルLinux業界で新たな動きが出ている。携帯電話用Linux OSの仕様策定・標準化に取り組んできた業界団体LiPS Forum(Linux Phone Standards Forum)が今月いっぱいで活動を停止し、モバイルLinuxのコード開発に力を入れている業界団体のLiMo Foundation(Linux Mobile Foundation)にこれまでの成果と会員を移管することになった。(2008年06月27日)
- [米国]【NXTcomm】
100Gbps規格の次世代Ethernet製品の登場は間近――NXTcommが開幕 
100ギガビットEthernetの標準化は2010年の見通し
通信業界団体の米国Road to 100G Allianceは6月16日、米国ラスベガスで開催中の通信事業者向けの展示会「NXTcomm」(旧称:Supercomm、6月16〜19日開催)において、より高速な光ファイバおよびEthernet回線を実現するための新たな方針を明らかにした。(2008年06月17日)
- [欧州]
欧州委、IPv6への早期移行をEU加盟国に要請 
公共機関では2010年までに完全移行を目指す
欧州連合(EU)の行政執行規制機関である欧州委員会は5月27日、EU内の公共機関などに対し、2010年までに、現行のインターネット・プロトコルIPv4から新バージョンのIPv6へと移行するよう促す声明を発表した。(2008年05月28日)
- [米国]
シスコ、SOAPに代わる新メッセージング・プロトコル「Etch」を開発 
複雑さの排除、オーバーヘッドの小さいアプリ間通信が特徴
米国Cisco Systemsは今週、SOAPのようにクライアント/サーバ間で多種多様なアプリケーションを統合できるようにする新しいメッセージング・プロトコル「Etch」を開発したことを明らかにした。新プロトコルでは、SOAPと比べてオーバーヘッドが小さくなるなど、多くのメリットが得られるという。(2008年05月23日)
- [世界]
マイクロソフト、Office 2007 SP2でODFとPDFをサポートへ 
SP2のリリースは2009年前半の予定
米国Microsoftは5月21日、「ODF(OpenDocument Format for Office Applications)」および「Adobe PDF(Portable Document Format)」へのサポートを、同社の「2007 Microsoft Office system」スイートに追加すると発表した。(2008年05月22日)
- [中国]
中国の独自3G携帯規格「TD-SCDMA」の通信サービス、北京五輪後に10都市で展開へ 
五輪開催に間に合わないが、そもそも他国の3G端末は利用不可
中国の科学技術部は5月7日、同国の独自3G(第3世代)携帯通信規格「TD-SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)」に基づく携帯電話サービスが、今年8月の北京夏季オリンピックの開催後に、10都市で展開されるとの見通しを示した。(2008年05月09日)
- [米国]【Interop Las Vegas 2008】
来週開幕のInteropで、802.11n対応無線LAN製品が続々登場 
ドラフト2.0対応で製品投入を加速するベンダー各社
4月27日から5月2日にかけて米国ネバダ州ラスベガスで開幕される「Interop Las Vegas 2008」コンファレンスで、無線LANベンダー各社が、IEEE 802.11n規格ドラフト2.0対応のアクセスポイントやコントローラ、管理ツールなどの新製品を相次いで発表しようとしている。いずれも、企業における同規格の採用を促進するねらいを持つ製品だ。(2008年04月23日)
- [世界]
マイクロソフトのOpen XMLフォーマット、ようやくISO標準化へ 
くすぶる最終承認投票時の不正疑惑、欧州委員会による調査の可能性も
米国Microsoftが提唱するOffice Open XML(OOXML)フォーマットが、ようやく国際標準として認められる見通しとなった。しかし、その承認プロセスで不正行為が行われたとの指摘もあり、欧州委員会が調査に乗り出す可能性が高まっている。(2008年04月02日)
- [世界]
Open XMLの最終承認投票が終了、集計結果は4月2日に公表へ

賛成?反対?――投票結果を巡りWebサイト上ではさまざまな憶測が飛び交う
米国Microsoftが提唱するOffice Open XML(OOXML)フォーマットに関する標準化承認の是非を問う最終投票が3月30日に締め切られたが、国際標準化機構(ISO)は3月31日、結果を4月2日まで公式発表しないことを明らかにした。
(2008年04月01日)
- [米国]
データ/電源同時供給規格「PoE Plus」のドラフト第3案が正式決定 
2009年の仕様完成に向け、標準化作業を加速
Ethernet関連の業界団体Ethernet Allianceは3月25日、LANケーブルを介してネットワークに接続されたデバイスに電力を供給する技術の次期規格「Power over Ethernet(PoE)Plus」の策定を進めているIEEE P802.3atタスクフォースが、最新ドラフト「P802.3at/Draft 3.0」をIEEE 802.3作業部会に提出したことを明らかにした。(2008年03月26日)
- [米国]
ヤフーがOpenSocialを支持――グーグル、マイスペースと共同で支援団体を設立へ 
「オープンでフリー」を目指し、仕様をCreative Commonsライセンスで公開する方針
米国Yahoo!、Google、MySpaceの3社は3月25日、非営利団体OpenSocial Foundationの設立で合意したと発表した。団体設立の目的は、Googleが2007年11月に発表した「OpenSocial」プラットフォームを、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)向けアプリケーションを開発するためのコミュニティ主導型の中立な仕様として推進することだという。(2008年03月26日)
- [米国]
無線700MHz帯競売で、全米をほぼカバーするCブロックをベライゾンが落札 
合計落札額は約196億ドル。10MHz幅のDブロックは落札されず
米国連邦通信委員会(FCC)は3月20日、18日に終了した700MHz無線周波数帯競売の落札者を発表した。競売は、700MHz帯の62MHz幅をA〜Eの5ブロックに分割して実施され、ほぼ米国全体をカバーするワイヤレス・ネットワークの構築に利用可能な22MHz幅の帯域であるCブロックは、米国Verizon Wirelessが47億ドルで落札した。700MHz帯全体の合計落札額は約196億ドルだった。(2008年03月21日)
- [米国]
IE 8に移行してもWeb表示はほぼ問題なしと、アナリストが分析 
IE 8に新採用されたWeb表示モードは、下位互換性“解決”の証拠か
米国Gartnerのアナリストが3月17日、米国Microsoftの次期ブラウザInternet Explorer 8(IE 8)に新たに採用されるWeb表示モードが企業に与える影響は、懸念されていたほど大きくはならないとの見解を発表した。(2008年03月18日)