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[米国]
サン、企業向けSSD製品を投入――2.5インチ・ドライブを年内出荷へ
大手ストレージ・ベンダーの市場参入に追随
(2008年06月05日)
米国Sun Microsystems は6月4日、フラッシュ・メモリを用いた半導体ドライブ(SSD:Solid State Disk)製品を年内に出荷開始する予定であると発表した。
Sunは、あるメーカーと共同で、自社のソフトウェアやサーバ、ストレージ製品を確実にサポートできる2.5インチと3.5インチのSSDドライブを開発しているという。同社のシステム担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、ジョン・ファウラー(John Fowler)氏は、新しいSSDドライブについて、「サーバやストレージの前面から簡単に組み込めるものとなる予定だ。気になるSSDの普及率だが、われわれはいずれ本格的に普及すると見込んでいる」と語る。
Sunは、2.5インチ・ドライブを年内に、3.5インチ・ドライブを来年出荷する予定だが、価格やパッケージの詳細については明らかにしていない。
Fowler氏によると、SSDドライブの開発では、オープンソースのファイルシステム「Solaris ZFS」や、買収により獲得したオープンソースRDBMS「MySQL」の確実なサポートに重点が置かれているという。Sunは、まず大規模なデータベースや業務アプリケーション、データ分析ソフトウェアなどを導入している大手企業をターゲットにSSDドライブを売り込む方針だ。「SSDドライブは、I/Oボトルネック問題の解消にも貢献するだろう」とFowler氏は述べている。
米国Clipper Groupのアナリスト、マイク・カーン(Mike Kahn)氏は、SSD向けに最適化されたアプリケーションも用意しないかぎり、ユーザーから支持を得るのは難しいと指摘する。同氏は、「Sunの意向に沿うような結果にならないかもしれないが、いずれは市場を確保できるだろう」と予測している。
Sunは、SSD製品を投入することで、大手ストレージ・ベンダーの動きに追随したい考えだ。EMCは今年1月、ハイエンド・ストレージ・アレイ「Symmetrix」製品群対応のオプションとしてフラッシュ技術を提供する計画を発表した。また、NetAppの設立者であるデーブ・ヒッツ(Dave Hitz)氏も最近、ソリッド・ステート技術のメリットを強調している。
多くのアナリストが、今年以降ハードディスク・ドライブ(HDD)に代わる技術としてソリッド・ステート製品の普及が始まるとの見方を示しているが、現在のところ企業のITマネジャーの反応は芳しくなく、SSDの信頼性やコスト面の問題を指摘する声も少なくない。
(Brian Fonseca/Computerworld米国版)
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