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ストレージ革命

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[米国] 【Symantec Vision 2008】
シマンテック、Xen仮想化技術をストレージ管理ソフトに統合

仮想マシンとストレージを単一コンソールで管理可能

(2008年06月11日)

 米国Symantecは6月10日、Xenサーバ仮想化技術を組み込んだストレージ管理ソフトウェア「Veritas Virtual Infrastructure」を発表した。これを用いれば、ストレージと仮想マシンの両方を単一のWebコンソールから管理できるという。

 サーバ仮想化とストレージ仮想化の各技術は補完的な関係にあるが、その組み合わせを情報システム部門で調整するのは容易ではない。「サーバ仮想化はストレージ管理の複雑化を招く。現行のx86仮想化ソリューションは、この問題をファイルシステム・ベースのアプローチで解決しようとしているが、そうしたアーキテクチャの下では、現在提供されている高度なストレージ管理機能の多くを諦めざるをえない」(Symantecのプレス・リリースより)

Veritas Virtual Infrastructureによる管理のイメージ。ストレージと仮想マシンを単一のコンソールで管理できる

 Symantecのストレージ管理担当シニア・ディレクター、ショーン・デリントン(Sean Derrington)氏も、一連のストレージ・アレイにまたがるミラーリング機能やフェールオーバ機能を利用できないとなると、仮想マシンで使用するストレージを管理するうえで困難が伴うと指摘する。

 Veritas Virtual Infrastructureを使用すれば、そうした問題の解決を図れると、Symantecの幹部は説明する。同社はこの新しい仮想化パッケージを、米国ラスベガスで開催中の自社コンファレンス「Symantec Vision 2008」(6月9日-12日)に合わせて発表した。

 Veritas Virtual Infrastructureには以下の特徴がある。

  • ゲストOS上の仮想サーバからブロック・ストレージを直接コントロール可能
  • ブート・イメージを複数の仮想サーバで共有可能
  • ロード・バランシング(負荷分散)機能

 Veritas Virtual Infrastructureに含まれているサーバ仮想化技術は米国Citrix Systemsの「XenServer」と同じもので、同社が昨年買収したXenSourceの仮想化ハイパーバイザがベースとなっている。なお、Xen以外の仮想化ハイパーバイザには、VMwareの「ESX Server」やMicrosoftの「Hyper-V」がある。

 Veritas Virtual Infrastructureのリリースは今秋になる見込みで、価格は2ソケット・サーバ当たり4,595ドルからとなっている。

 一方、Symantecはバックアップ・ソフトウェア・スイート「Veritas NetBackup」のアップグレードについても言及した。具体的には、データを絶えず記録することで障害復旧を支援する連続的データ保護機能が「NetBackup RealTime」に追加されている。

 Netbackup RealTimeはデータ・ロスやダウンタイムが許されないミッション・クリティカルなアプリケーションに最適だと、同社データ保護製品グループのマーケティング・ディレクター、マーティ・ワード(Marty Ward)氏は強調する。追加されたデータ保護機能は、リアルタイムに変化していくデータを記録し、その一連のイメージを数日間または数週間にわたって保存する。「(データを)連続的に記録することで、どの時点にも復旧することができる」(Ward氏)

 NetBackupには「Granular Recovery Technology」という機能も追加された。この機能は、MicrosoftのExchangeやSharePoint、VMware仮想サーバのイメージ・バックアップからリカバリを実行する。リカバリ対象には、個々のファイル、電子メール、ドキュメント、仮想マシンなどが含まれる。

 NetBackupの価格は、5サーバ向け最小構成で3,995ドルに設定されている。

(Jon Brodkin/Network World米国版)




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