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ストレージ革命

[国内]
日本IBM、大規模な単一処理に特化した新x86サーバ製品群「IBM iDataPlex」を発表

高集積型設計により、「省エネ時代のデータセンター最適化」を推進

(2008年08月05日)

 日本IBMは8月5日、大規模な単一アプリケーション処理に特化したx86サーバ製品群「IBM iDataPlex」を発表した。発売開始は8月21日。IBM iDataPlexは、今年4月に米国において発表された製品群で、「IBM System x」「IBM BladeCenter」に次ぐ同社で3番目のx86サーバ・ファミリーとなる。

日本IBMの新x86サーバ製品群「IBM iDataPlex」

 IBM iDataPlexは、同社のデータセンター最適化のための製品/ソリューション・コンセプトである「New Enterprise Data Center」に基づいた、単一のアプリケーション処理をスケールアウト型で同時かつ大量に実施する業務に向けたx86サーバ製品群である。同社は、ISPをはじめとするインターネット・サービス、金融・製造・学術分野などで活用されるHPC(High-Performance Computing)、次世代のコンピューティング・モデルとして期待されるクラウド・コンピューティングなどの用途に最適だとしている。

 同製品群のハードウェア構成として、1システムに最大84個のIBM独自設計ノードを搭載することができる。1ノードには最大8コアまでのインテルXeonプロセッサを搭載でき、1システム当たり最大672コアまでの拡張が行える(デュアルコアまたはクアッドコアのXeonを搭載するモデルが「iDataPlex dx340」で、クアッドコアXeonのみを搭載するモデルが「iDataPlex dx360」)。ノードは、2Uまたは3Uのシャーシに、ユーザー企業の要件に合わせたサーバ部品やストレージ、I/Oやネットワーク・スイッチを組み合わせて構成したうえで工場からユーザーの下に直送される注文生産方式をとっている。

 同製品群では、電源ユニットや冷却ファンといった部品を、ラックに搭載するサーバやストレージなどを搭載するノード(専用シャーシ)間で共有させ、システムの冗長性を排除するという設計を採用している。これにより、従来のx86サーバ製品群に比べ、1システム(ラック)当たりのサーバ集積率を2倍、かつ消費電力を2割削減など、システム効率の向上を実現しているという。

 また、汎用的な19インチ・ラックと同等の設置面積の横長型ラックを採用し、IBM BladeCenterで培われたCPUおよびメモリ冷却技術によって、システム内部に熱をためない構造を実現している。これに加えて、システム背面に、水冷式の冷却扉「IBM Rear Door Heat eXchanger」を利用することで、さらに冷却効率を高めることが可能になっている。

 IBM iDataPlexの価格は、標準的な構成として、「iDataPlex dx340」42ノードにネットワーク・スイッチなどの設置を含めた1ラック当たりの価格が399万円で、販売チャネルは直販のみとなっている。

(Computerworld.jp)




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