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【韓国】
サムスン、mini PCIeサイズの新型SSDを発表
3.0Gb/秒という驚異的なアクセス速度を誇る“ネットブック向けSSD”
(2009年06月24日)
韓国Samsung Electronicsは6月23日、新型のSSD(Solid State Disk)を発表した。同SSDは、縦46mm、横51mm、厚さ3.75mmと、2.5インチのドライブに比べて約80%の小型化を実現しており、ネットブックの薄型化/高性能化に貢献することが期待される。
| 韓国Samsungの新型SSD |
新型SSDは、Mini-PCI Express(mini PCIe)サイズでありながら、接続インタフェースには3.0Gb/秒のSATAを採用している。容量は16GB/32GB/64GBの3種類が提供され、オプションでデータ保護のためのディスク暗号化機能が用意される。
Samsung Semiconductorのフラッシュ・マーケティング担当マネジャー、ブライアン・ベアード(Brian Beard)氏によると、新型SSDの平均シーケンシャル・リード・タイムは200MB/秒、平均シーケンシャル・ライト・タイムは100MB/秒だという。これは最大シーケンシャル・リード・タイム138MB/秒を誇る同社の2.5インチの「Spinpoint」ハードディスクに匹敵するパフォーマンスだ。
「シーケンシャル速度での測定値とは言え、“ネットブック向けSSD”としては驚異的なスピードだ」と、米国GartnerのNAND型フラッシュ半導体メモリー担当リサーチ・ディレクター、ジョセフ・アンスワース(Joseph Unsworth)氏は語る。「ただし、より正確を期すためには、ランダム・リード/ライト・タイムのほうがふさわしいのだが」と同氏は付け加える。
Samsungは、米国の半導体標準化団体JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)で、同社の新しいSSDフォーム・ファクタとそのピン配置仕様の標準化を推進しているところだ。早ければ今年第3四半期にもこのフォーム・ファクタを標準規格にできそうだという。
アンスワース氏によれば、mini PCIeサイズのSSDは特に新しいものではなく、OCZ TechnologyやSuper Talent Technologyなど、複数の半導体メーカーが製造している。Samsungの新型SSDが注目に値するのは、ネットブックの標準になるかもしれないためだ。
「オープン・スタンダードとしてPCリセラーの支持を得られれば、競合他社より優位な立場で標準規格を推進しやすくなる」(アンスワース氏)
また、同氏は、「現在、多くのネットブックがハードディスクを採用している。容量が大きくなるほどコストを安く抑えられるからだ」と指摘する。だが、サイズと性能はSSDのほうに分があるという。
「これでネットブックの価格が高くなるのか安くなるのかはわからないが、さらに軽量・薄型になり高性能化することは間違いない」とベアード氏は語る。
「SSDを採用すれば、ネットブックの性能向上につながる。一般的なネットブックが搭載するAtomプロセッサはノートPC向けCPUより遅い。だが、SSDによって、その遅さをある程度補うことができるはずだ」(同氏)
(Lucas Mearian/Computerworld米国版)
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