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[米国]
インテルが新型SSDの販売を一時停止、データ破損のおそれ
BIOSパスワードの設定時に問題発生
(2009年08月04日)
| 問題が発生した「X25-M SSD」 |
米国Intelは、7月に発表したPC向けSSD「X25-M」と「X18-M」の新モデルにおいて、データ破損のおそれがあることを明らかにした。現在、販売を見合わせている。
X25-M(2.5インチ)とX18-M(1.8インチ)は、Intelと米国Micron Technologyとの合弁事業から生まれた製品で、Micronの34nm(ナノメートル)リソグラフィー技術が使用されている。このプロセスを採用することにより、50nmリソグラフィー技術を使っていたIntelの従来製品よりも安価で高密度かつ大容量のSSDが可能になった。
Intelによると、SSDでBIOSパスワードを設定し、その後パスワードを無効にするか、または変更してコンピュータをリブートしたときにのみデータ破損が発生する。この問題が発生したSSDは、操作不能になり、データを引き出すこともできなくなるという。
Computerworld米国版の電子メールによる取材に対し、Intelは、この問題はコンピュータやネットワーク、OSのパスワードとは無関係だと強調した。
こうしたファームウェアのバグは、すでに出荷されているX25-MとX18-Mの第1世代製品でも指摘されていた。このうち断片化の問題によって、時間の経過とともにパフォーマンスが低下するという問題は、ファームウェアのアップグレードにより修正されている。
Intelは、SSDのBIOSパスワードを設定しなければ問題は発生しないと説明。BIOSパスワードを設定していないユーザーに対し、この機能を使わないよう呼びかけている。この機能をどうしても使いたいユーザーは、Intelのサポート・サイトをチェックし、修正プログラムが入手可能になりしだい導入する必要がある。
同社では、この問題の解消に向け、ファームウェア・アップグレードを準備中だ。テスト終了後、数週間以内に修正プログラムをリリースするとしている。
また、ファームウェアがアップデートされるまでは製品の販売を見合わせる。「顧客に対応を求めるよりも、出荷を一時停止し、こちらで問題を修正するほうが合理的だと判断した」とIntelは述べている。
これを受け、オンライン小売業者のNeweggやZipZoomFlyも、受注システムからこれらの製品を撤去したという。
(Lucas Mearian/Computerworld米国版)
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