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ストレージ革命
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成熟期を迎えたマネージド・ストレージ──SSPの新たな役割とその活用法
(2006年06月20日)
パートナーシップでサービス拡充
電話会社やケーブル会社と連携して顧客の信頼を得ているSSPも登場している。例えば、アーセナル・デジタル・ソリューションズ・ワールドワイドは、アボブネットやAT&T、NTT/ベリオ、タイムワーナー・ケーブルなどと提携している。
これらのSSPでは、そうした提携関係が顧客獲得に大いに貢献しているという。ノースカロライナ州ローリーの構造エンジニアリング会社、ストラハン・アソシエイツは、本社移転を機にインターネット接続サービスをタイムワーナーに切り替えた。同社は、その際に、タイムワーナーがアーセナルと提携してオンライン・ユーティリティ・ストレージ・サービスを提供していることを知った。
ストラハンの主席エンジニア、チャック・ラッド氏はそのころ、テープ・バックアップのセキュリティ確保に苦労していた。銀行の貸し金庫にテープを保管するため、同氏は毎週、近くの支店まで車を走らせなければならなかった。しかし、このプロセスは時間がかかり、危険に満ちていた。
「私はエンジニアリングの専門家であって、テープの運び屋ではない。そこで現状のプロセスの危険性と非効率性を改善するために、会社のトップに1つの提案を行い、了承された」(ラド氏)
その提案とは、40GB当たり月額600ドルでアーセナルからバックアップとリストアのサービスを提供してもらうことだった。夜間に、CADエンジニアリング図面や手書き図面のスキャン画像など、ストラハンの知的財産がすべて格納されたメイン・サーバの差分バックアップを実行するサービスである。ライブボールトと同様、アーセナルもリストアを管理するためのWebツールを提供していた。
バックアップとリストアに加え、アーセナルのサービスには強力な災害復旧対策が含まれていた。しばしばハリケーンが直撃するノースカロライナ州にあっては、それはきわめて重要なポイントだ。
「ハリケーンの襲来を考えると、災害時にわれわれのデータの安全性が確実に保証されるか、あるいはアーセナルが非常用電源を備えた強固なサイトを持っているかなどの点が重要になる。バックアップの安全性が確保されていれば、われわれが災害で何かを失ったとしても、アーセナルがカバーしてくれるはずだ」(ラド氏)
アーセナルが128ビットの暗号化技術をサポートしていることも、重要な要素の1つだった。「安価なストレージ・サービスの多くは、インターネットを利用したFTPによるデータ転送のみを提供し、暗号化はサポートしていない。たとえサポートしていても、たいてい脆弱な暗号化だ。われわれは最先端の暗号化を求めた」とラド氏は振り返る。

















