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ストレージ革命

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[国内]
3PAR、中小規模市場向けの新型ストレージ・サーバを発表──シン・プロビジョニングに対応

(2006年08月29日)

InServ E200ストレージ・サーバ

 3PARdataは8月28日、中小規模企業向けのストレージ・サーバ製品「InServ E200」を発表した。同社主力のハイエンド・ストレージ・アレイ製品「InServ S400/S800」のミッドレンジ版として拡張性以外は同等の機能を装備しながら、高い運用能力やコスト効率、簡単な操作を実現するなど、中小規模企業やサービス・プロバイダー向けに最適化されている。

 InServ E200は、ファイバ・チャネル(FC)ディスクおよびiSCSIディスクをサポートし、最大で64TB、128ディスクを搭載可能。サポートするドライブ・タイプは、147GB FC、300GB FC、500GBニアライン(NL)で、接続は4〜12のファイバ・チャネルのホスト・ポート、および4つのiSCSIポート(オプション)から選択することが可能となっている。同社のストレージ用OS「3PAR InForm」と、「3PAR InSpire Architecture」と呼ばれるモジュラー形式のアーキテクチャを併せて利用することで、サービスを停止することなく業務やデータのニーズに応じてFCとiSCSIを混在させながら効率的に管理できるのが特徴としている。

 また、同社独自のクラスタ技術「シングル・システム」の搭載により、冗長コントローラ・ノードからすべてのストレージ・ボリュームを負荷バランスが維持された状態で同時に処理、エクスポートできるのも特徴の1つ。ほかにも、高い処理能力とスループット・パフォーマンスを実現する技術「3PAR ASIC」(高速RAID 5用)などをサポートしている。

 なお、同製品は、上位機種のInServ Sシリーズで使用されている各種ユーティリティ・ソフトウェアを利用することができる。対応ソフトウェアは、「3PAR Rapid Provisioning」、「3PAR Dynamic Optimization」、「3PAR Thin Provisioning」、「3PAR Virtual Copy/Remote Copy」の4製品。これらのソフトウェアを活用することで、複数のアプリケーションで共有できる仮想化されたストレージ・プールから、あらかじめ割り当てられた容量ではなく、ボリュームに書き込まれたデータ量に応じてストレージを割り当てる「シン・プロビジョニング」を実現できるとしている。

米国3PARdata マーケティング担当副社長 クレイグ・ヌネス氏

 InServ E200の価格は、3年間の保守を含む最小構成でおよそ1,000万円弱から。同社では、重複した施設や各地域のデータセンターの統合、テスト/開発環境の構築を検討する中小規模企業やサービス・プロバイダーを対象に、今後1年間で10台以上の販売を目指すとしている。

 発表に際して来日した、米国3PARdataのマーケティング担当副社長、クレイグ・ヌネス氏は、「当社は独自の仮想化およびクラスタ技術を基に、サーバとストレージのユーティリティ・コンピューティングを実現するシンプルで効率的なソリューションを提供している。ディスク容量の過剰割り当てと過少利用の排除を目指す3PARのビジネス・モデルは、競合他社の既存のビジネス・モデルを破壊するインパクトがある」と、同社のビジネス・モデルの革新性をアピールした。

(大川 亮/Computerworld.jp)




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