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[米国]
EMC、新たなデータ分類ソフトを発表──事業多角化を推進
(2006年09月19日)
米国EMCは9月18日、新しいデータ分類ソフトウェア「Infoscape」および情報管理システムの構築支援サービス「EMC Information Management Strategy Service」を発表した。今週カリフォルニア州アナハイムで開催された同社主催のユーザー・コンファレンスで明らかにされたもの。
Infoscapeは、WordやExcel、PowerPointで作成した文書など、企業内に存在する半構造化ファイルを、その内容、重要度、保存義務規則の有無に従って整理する。これにより、必要とするファイルをすばやく効率的に取り出せるようになるという。
一方、EMC Information Management Strategy Serviceは、同社が買収した情報管理ソフトウェア・ベンダー3社(2003年のレガート・システムズ、ドキュメンタム、2005年のスマーツ)の買収により取得した技術をベースに、情報管理システムの設計、構築、運用を支援するコンサルティング・サービス。
上記3社の買収は、ストレージ・ハードウェア・ベンダーであるEMCの事業多角化戦略の一環として実施された。EMCのソフトウェア製品マーケティング担当シニア・ディレクター、ロブ・エムズリー氏は、「当社の2005年のソフトウェア事業の売上げは、総売上高の37%を占め、4、5年前の17%から大幅に成長した」と強調する。
米国タネジャ・グループのアナリスト、アルン・タネジャ氏は、「Infoscapeをリリースしたことで、EMCは小さいながらも、非常に重要な一歩を踏み出した」と語る。同氏が「重要」としているのは、ストレージ・ベンダーであるEMCがInfoscapeという“情報分類管理ソフトウェア”をリリースしたことであり、「小さい」としているのは、Infoscapeの動作環境が当初「EMC Celerra」しかをサポートしていないことを指している。
Infoscapeは、EMCのファイル・サーバ「Celerra DART(Data Access In Real Time)」と緊密に統合されているが、EMCの広報担当者、トッド・キャドリー氏によると、2007年下半期には、「Clariion」および「Symmetrix」サーバ環境での稼働もサポートするとしている。
タネジャ氏は、IBMやヒューレット・パッカード(HP)などの大手ハードウェア・ベンダー各社が今後、EMCの戦略にならって、小規模なソフトウェア・ベンダーを買収し、独自のファイル管理ソフトウェアを開発する可能性があると予測している。
(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- 米国EMC
- http://www.emc.com/


















