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ストレージ革命

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[世界] 【IDC調査】
外付けディスク・システム売上げ、14四半期連続で増加──3Qは9.9%増

(2006年12月04日)

 企業がコンピュータ・ネットワークのデータ・ストレージ容量を拡大するために支出を増やしていることが、米国IDCが12月1日に発表したリポートで明らかになった。同リポートによると、2006年第3四半期の外付けディスク・ストレージ・システムの世界売上高は、前年同期比9.9%増の43億ドルに達した。

 外付けディスク・ストレージ・システムの四半期売上高が前年同期を上回ったのは今回で14四半期連続となった。IDCはその背景として、「保存するデータの増大を受けてストレージを購入する企業が増えていること」、「企業がより大容量のシステムを購入していること」を挙げている。

 「第3四半期のこれらのシステムの販売には間違いなく勢いがあった」(IDCのストレージ・システム・プログラム担当マネジャー、ブラッド・ニスベット氏)

 ニスベット氏によると、販売が特に好調だったのはミッドレンジ価格帯のシステムで、ハイエンド・システムの販売は横ばいだった。また、ストレージのバイト単価は低下を続けているが、システムの平均販売価格は上昇の一途をたどっている。これは、企業がより大容量のストレージを購入しているためと見られる。

 第3四半期には大手ストレージ・ベンダーの市場シェア順位は変わらなかった。

 EMCは売上高を前年同期比18%増の9億2,700万ドルに伸ばし、21.4%のシェアを確保して首位を維持した。2位のヒューレット・パッカード(HP)は17.6%のシェアを占めたが、売上高は1.8%増の7億6,000万ドルにとどまった。

 3位のIBMのシェアは13.7%、EMCとの共同ブランド製品を販売する4位のデルは8%、5位の日立データ・システムズは7.9%だった。


 一方、第3四半期のディスク・ストレージ・システム全体の売上高は、前年同期よりも7.9%増えて61億8,600万ドルとなった。ディスク・ストレージ・システム全体の市場シェアではHPが首位を占め、以下IBM、EMC、デル、日立が続いた。

 また、第3四半期はSAN製品の売上高が17.3%増加したことも注目される。この数字には、ネットワークに直接接続され、ファイル・サーバとして使用されるストレージ・アプライアンスのNAS製品は含まれていない。SANは、1つのリソースとして扱われる複数のストレージ・デバイスのネットワークを指す。

 SAN製品の中でも、iSCSI接続製品の売上高が前年同期比108.4%増と目覚ましい伸びを記録した。IDCでは、こうした製品は使いやすいほか、iSCSIベースSANの所有総コストがファイバ・チャネル・ベースSANに比べて低いためと分析している。

 なお、IDCが報告したディスク・ストレージ・システムの売上高には、テープ・ストレージの売上高は含まれていない。


(ロバート・マリンズ/IDG News Service サンフランシスコ支局)




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