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ストレージ革命

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ストレージ・リソース管理(SRM)ソフトは使い物になるか?!

有用なチャージバック・モデル開発など、課題が山積

(2007年01月31日)

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ホスト・エージェントがSRMの進歩の妨げに

 IDCのストレージ・ソフトウェア担当調査ディレクター、ローラ・デボワズ氏は、主要ベンダーへの聞き取りを基にSRM市場について調査した結果、(現時点では)この分野には重要な機能が欠けていることに気づいたという。

 「アプリケーションをストレージにマッピングするような機能に関しては、SRMアプリケーションのアロケーション機能も一定のレベルに達している。しかしながら、ExchangeやOracleなどのデータベースで検索や監視、リポートなどを実行するための機能となると、まだ実用化にはほど遠い」(同氏)

 ではなぜSRM市場は停滞しているのであろうか。その原因の1つとしては、ユーザー企業において予算面の優先順位が低いため、洗練されたSRMリソース・マッピング製品に対する需要が沸騰しないということが挙げられる。つまり、これらの機能は、依然として「あれば便利」程度にしか見られていないのだ。

 デボワズ氏はまた、マッピング機能の進歩を阻害しているもう1つの要因として、ホスト・エージェントの普及を挙げる。

 ホスト・エージェントとは、ExchangeサーバやOracleデータベース・サーバ、ファイル・サーバといったアプリケーション・サーバにインストールされているもので、ITスタッフにとっては「害悪」でしかないとも言われる。

 例えば、リポーティング用に導入されているホスト・エージェントは、SRM製品を導入しようとしているストレージ担当者にとってはまさに頭痛の種となる。というのも、SRMソフトを導入しようとするITスタッフは、そのために逐一、各種アプリケーション・サーバ管理担当者の許可を得なければならないからである。

 また、ホスト・エージェントが導入されていれば、当然、それに関するメンテナンス、アップデート、パッチ適用といった作業が発生するが、これらは、ITリソースをすり減らす元凶とも言える要素なのである。

 「ホスト・エージェントは、アプリケーションの監視とリポーティングを行い、それらのアプリケーションを物理ストレージにマッピングする際の新たな障害となっている」(デボワズ氏)わけだ。

 なお、EMCやHP、CA、IBMといった主要SRMベンダーの製品に関しては、デボワズ氏は、「各社の製品は、“壮大なビジョンの下に”ではなく“現実の実務のために”提供されている」という見解を示す。

 換言すれば、企業は、これらの技術を複数の地域をまたいで全社的に導入しているのではなく、部門内で利用したり、NAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)やSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)の統合といった小規模なプロジェクトで使ったりするために導入しているのである。

 またデボワズ氏は、主要ベンダー各社の製品には機能面での大きな違いは存在しないとし、「ある問題への対処法という点では、どの製品も似通っている」と指摘する。


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