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ストレージ革命
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バックアップ新論
第6回 ブランチ・オフィスのバックアップ
(2007年02月01日)
【テクニック5】バックアップ・ログをチェックする
ほとんどの組織で行われているバックアップ・プロセスは、週間単位などで実行する定期的フルバックアップと、1日単位(またはそれ以上)で行う増分/差分バックアップとが組み合わされる。
もし、何らかのエラー、データの消失/破損があれば、リストアに失敗することになる。そして、完璧なバックアップを実行したかに見えても、いくつかのファイルを丸ごとバックアップし損ねたり、チェックサムが正しくなかったりすることもあるのだ。
こうしたミスを犯さないようにするには、バックアップごとにログ・ファイルを確認し、エラーの発生やジョブの所要時間、その他の指標をチェックするようにすればよい。
【テクニック6】バックアップ・メディアを管理する
前述したとおり、バックアップ・メディアにも寿命がある。磁気コーティングは劣化し、はがれ落ちる。テープの品質は昔よりも向上したが、それでも伸びたり破損したりすれば、破棄する以外にない。当然、バックアップ・データも同じ運命をたどることになる。
メディアの保管では物理的な環境が重要だ。よって、テープなどの損傷度や磨耗度については中央のデータセンターよりも、各支店、つまり現場で管理するほうがよい。バックアップ・ユニット(テープ・リールやカートリッジ)の使用回数などをチェックして、再利用に回すのか、破棄するのかを判断するわけだ。
しかし、バックアップ・メディアが寿命かどうかを判断することは難しい。実際、バックアップ・メディアを販売しているベンダーも、製品寿命に関する説明にはばらつきがある。
また、バックアップ・メディアを破棄する場合にも注意が必要だ。データが判読不能になるまで、物理的に破壊しなければならない。単にゴミ箱に放り込めばよいわけではないのだ。
【テクニック7】バックアップ・メディアの移動時の安全性を確保する
管理者はバックアップ・メディアの保管場所を掌握し、移動途中の安全性にも気を配らなければならない。特に遠隔地の保管施設へバックアップ・メディアを搬送するときには注意が必要だ。途中で盗難にあったり事故で破損したりといったことを想定し、不測の事態に備えなければならない。
バックアップ・メディアのローテーション
一般的にディスクやテープといった磁気バックアップ・メディアは、何回も再使用され、最後にリサイクルされる。ローテーション方式のバックアップは、その特性をフルに活用するものだ。以下に、その典型的なアプローチを示す。
- 連日の差分バックアップを含むフルバックアップを毎週実行する。過去4週間分のバックアップを保存したら、差分バックアップを行ったメディアを古いほうから順にリサイクルする。
- 毎月、最初(または最後)のフルバックアップ・メディアに月次バックアップのラベルをはり、安全な保管場所に収納する。
- 四半期ごとに上記アプローチを繰り返す。問題がなければ、毎年同じように実行する。
- 年次バックアップ・メディアは永久保存とする。
- バックアップ新論
- 第1回 デスクトップのバックアップ
- 第2回 データセンターのバックアップ
- 第3回 メッセージのバックアップ
- 第4回 ワークグループのバックアップ
- 第5回 PDAのバックアップ
- 第6回 ブランチ・オフィスのバックアップ


















