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ストレージ革命

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[米国]
急速に普及するiSCSI、理由は「低コスト」と「容易な管理」

2010年には7倍のシェア拡大も

(2007年03月28日)

 データ通信にiSCSIを採用する企業が増加している。

 iSCSIとはデータ通信に利用するSCSIコマンドを、TCP/IPネットワーク上で受送信するためのプロトコルである。

 iSCSIの接続には光ファイバやギガビットEthernetが利用される。ファイバ・チャネルよりも低コストで導入が可能で、TCP/IPネットワークを利用するために既存のハブやルータ、スイッチも利用できる。ネットワークの専門知識をさほど必要としないというのも特徴だ。

 米国IDCでは、外付けディスク・ストレージ市場におけるiSCSI採用製品のシェアは、2010年度までに20%以上に達すると予測している(2006年度は3%)。なお、同社が発表した2006年第3四半期のiSCSI接続製品の売上高は、前年同期比108.4%増と目覚ましい伸びを記録している。

 調査会社の米国エンタープライズ・ストラテジー・グループ(ESG)では、現在iSCSIを導入している企業は2万社を超えるとしている。ESGが500人のITマネジャーを対象に行った調査では、7%の企業が実稼働環境でiSCSIを採用しており、20%の企業が今後iSCSIの採用を予定していることが明らかになった。また、従業員数2万人以上の企業では、約20%がiSCSIを何らかの形で導入しているという。

 iSCSI対応の製品が増加するのに伴い、iSCSI対応のSAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Storage)に注力するベンダーも増えている。

 2001年に設立された米国イコールロジックは、iSCSI対応のSANを提供する企業で、500社以上の顧客を擁している。また、大手ストレージ・ベンダーのEMCは、同社のミッドレンジ・ストレージ・アレイ「Clariion」とハイエンドの「Symmetrix DMX」ストレージにiSCSIを採用した。

 一方、iSCSI SANを提供する米国サンラッドは今週、ミッドレンジのiSCSIスイッチ「V-Switch 3400」を発表した。

 V-Switch 3400は3ポートのiSCSIスイッチと4ポートのファイバ・チャネルを搭載、ホットスワップ可能な電源を2基備え、4PB(ペタバイト)のストレージ容量をサポートする。価格は2万6,000ドルからとなっている。

(デニ・コナー/Network World オンライン米国版)




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