【 ここから本文 】

ストレージ革命

ソーシャルブックマークに登録 : Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに登録 del.icio.usに登録 newsing it!に登録 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに登録 Slashdotにタレコむ イザ!ブックマークに登録 Twitterでつぶやく
print 印刷用ページの表示


ストレージ革命

[米国]
ネットアップ、7件の特許侵害でサンを提訴

サンのZFSにも当該特許が含まれていると主張

(2007年09月06日)

 米国ネットワーク・アプライアンス(ネットアップ)は9月5日、米国サン・マイクロシステムズを7件の特許侵害でテキサス州ラフキンの地方裁判所に提訴した。ネットアップは、サンが今年からオープンソース・ソフトウェアとしてライセンスしているファイルシステム「ZFS」にも当該特許が含まれていると主張している。

 T.ジョン・ワード判事が訴訟指揮を執るラフキンの地裁は、知的財産に関するスピーディーな判断で知られている。

 ネットアップのCEO、ダン・ウォーメンホーヴェン氏は5日、「当社とサンの双方が互いに侵害されたと主張している7件の特許に関して、当社の知的財産を守るためにサンを提訴した」と語った。両社はこれまで長期にわたって交渉を続けてきたが、結局裁判で決着をつけることになった。

 ネットアップが特許侵害に関する指摘を受けたのは2004年末のことだ。相手はストレージテックである。2005年秋には、ストレージテックの買収手続きを進めていたサンが、ネットアップ製品で使用されているとされる各種特許技術の使用料を要求。これに対してネットアップ側は、ストレージテックの特許を一切侵害していないと反論した。

 その数カ月後の2006年1月、サンはネットアップが引き続きサンの知的財産を侵害していると主張、論争を再燃させた。このときの交渉でネットアップは、サンがネットアップの技術を使用することにより7種類の特許を侵害しているとの主張を展開した。

 今回の訴訟で特に注目されるのは、ネットアップの特許技術がサンのZFSで使われているとされる点だ。ネットアップは訴状の中で、損害賠償に加えて、ZFSの開発およびライセンスの差し止めを求めている。

 「当社は、ZFS技術の現行バージョンおよび将来バージョンで当社の特許技術がこれ以上流通しないようにするため、サンに対して損害賠償、およびライセンスの差し止めを要求した。また裁判所に対しては、サンが持っている3件の特許(いずれも事実上無効になっている)を当社が侵害していないという判断を求めている」(ウォーメンホーヴェン氏)

 ネットアップによると、同社のRAIDアレイで使われているのと同じデータ整合性構造とスナップショット作成技術が、サンのZFSにも組み込まれているという。

 裁判所の判断が示されるのは、早ければ18カ月後になる見通しだ。

(デニ・コナー/Network World オンライン米国版)




関連記事

▲ページの先頭へ戻る


特別企画

日立のストレージ・ソリューション

柔軟なデータ・マネジメント戦略でビジネスを加速させよ

“仮想化”を基盤とした総合力で、情報資産の活用を支援する日立製作所のストレージ・ソリューション

イベント・リポート

NetApp Focus 2008

競争力の高いデータ管理基盤をいかに構築するか――ネットアップが提示する仮想化活用の実際

データ管理における豊富なノウハウに基づくNetAppストレージ/仮想化製品群

プロダクト・フォーカス

日立製作所

データを安全に長期保管し、さらなる活用を促す――日立の「Hitachi Content Archive Platform」

コンプライアンス/内部統制時代のニーズに応えるコンテンツ・アーカイブ・ストレージ

キーパーソン

「ストレージ管理の課題解決のカギは重複除外と仮想化」――ネットアップCTOのポロウスキー氏

社名変更し、ユーザー認知度のさらなる向上も目指す

サンEVPのファウラー氏「ストレージでもオープン革命を起こす」

「サーバ/ネットワーク/ストレージは、オープン技術によって統合化・収束化に向かう」

ストレージにも「グリーン」を――SNIAが示す環境配慮の新指標

エネルギー効率を測定できる新ストレージ指標を2009年完成に向け開発中

「目指すのは、日本社会に根づいた“情報インフラ企業”」――EMCの諸星社長

製品の単なる“日本語化”ではなく“日本化”を目指す

データ統制

オンライン・バックアップ・サービスの普及が大手企業間で加速

有力ベンダーが相次いで市場参入。2011年には約7億ドルの市場規模に

ILMの導入で、IT運用コストを引き下げろ!

ILMを成功裏に導入するための“6つのステップ”

全社レベルでコンテンツを“統制”する「ECM」

今日のコンテンツ管理製品分野における最注目領域

過去のあらゆるデータをリカバリできるデータ保護技術「CDP」

データ・ロスとダウンタイムの最小化をも実現

コンプライアンスを重視したメール運用管理の実際

ECM/CMSではカバーしきれない最重要コンテンツ

ストレージ仮想化

ストレージ仮想化[メリットと手法を確認する]

普及が進み、成熟期を迎えた仮想化技術

注目集めるストレージ仮想化技術――企業は管理コスト削減に期待

管理コストを95%削減した事例も

ストレージ管理

ストレージ・リソース管理(SRM)ソフトは使い物になるか?!

有用なチャージバック・モデル開発など、課題が山積

少ない電力でより多くのデータをストア

ストレージ管理の「今日的キーワード」は「省電力」

企業が陥るストレージの過剰購入

リソース管理ソフトを駆使して計画的な導入を!

「シン・プロビジョニング」でストレージ・リソースの“無駄づかい”を撤廃する

手付かずの容量を有効活用するためのアプローチ

ユーザー事例

ニューヨーク市警の巨大データ・ウェアハウス刷新計画とは

関連機関の“データ・ハブ”として機能

中堅化学薬品メーカーが体感した「iSCSI SAN」の導入効果

災害復旧バックアップ基盤を強化

キャッチアップ

ITILを生かしたストレージ管理の新アプローチ

ベスト・プラクティスをストレージ管理にも応用し、“データの洪水”に備える

ナノテク研究の前線からCPU/HDD/メモリの明日を読む[HDD編]

テラバイト領域に突入したハードディスク――垂直磁気記録方式、TMRヘッド、パターンド・メディア……

データ・バックアップの定番デバイス「テープ・ストレージ」の意義を再考する

容量/データ転送速度の向上に加え、セキュリティも強化

エンタープライズ・レベルに達したiSCSI

急速に普及するiSCSI-SAN。その技術の成熟度を測る

トレンド・ウォッチ

グリーン化を実現するために、コールセンターを「仮想化」せよ

在宅勤務を取り入れれば、オペレーターの定着率がアップし、省エネも達成

待たれる、「相変化メモリ(PCM)」時代の到来

小型化の限界に近づいたフラッシュ・メモリに、いつ取って代わるのか

ISO/IEC、マルチベンダー環境のSAN管理仕様「SMI-S」を承認

SANシステムの相互運用を実現

大半の企業は「電子開示」規則への対応が不十分

民事訴訟での電子文書の証拠提出を巡り

【連載】バックアップ新論

第1回:デスクトップのバックアップ

第1ステップはユーザーへの喚起

第2回:データセンターのバックアップ

まずは経営上のリスクとコストとのバランスを評価

第3回:メッセージのバックアップ

内部統制に必須の重要課題に取り組む

第4回:ワークグループのバックアップ

「バックアップの盲点」をいかに克服するか

第5回:PDAのバックアップ

ネットワーク・デバイスとして管理する

第6回:ブランチ・オフィスのバックアップ

常に変化する“標的”を的確に“キャッチ”する

Weekly Ranking

集計期間:11/25〜12/01



Computerworld Global
米国
英国
中国
ドイツ
オーストラリア
シンガポール
その他の国