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[米国]
【IDC調査】
2007年4Qの世界サーバ市場、景気低迷でも堅調な伸び
「ただし2008年の成長は鈍化する可能性が大」――アナリストは厳しい予測
(2008年02月29日)
調査会社の米国IDCは2月27日、2007年第4四半期(10月-12月期)および2007年通期の世界のサーバ市場に関する調査リポートを発表した。それによると、2007年第4四半期のサーバ市場は、IT支出の増大や、x86サーバおよびブレード・サーバの普及拡大を背景に、大幅な売上高増を記録したという。
2007年第4四半期におけるサーバの売上高は、前年同期比2.5%増の156億5,300万ドル、2007年通期の売上高は前年比3.6%増の544億2,100万ドルとなった。この通期売上高は、616億ドルだった2000年に次ぐ高水準である。また2007年通期のサーバ出荷台数は、前年比6.7%増の800万台だった。
2007年通期におけるベンダーごとの売上高シェアを見ると、1位はIBMで31,9%、2位はHewlett-Packard(HP)で28.3%、3位はDellで11.3%という順位となった。
| 2007年通期のベンダー別売上高と市場シェア(出典:米国IDC) |
また2007年第4四半期におけるベンダーごとの売上高シェアでも、1位はIBMで36.7%、以下、2位がHPの27.7%、3位がDellの10.1%と続き、順位は通年順位と変わらない結果となった。
| 2007年第4四半期のベンダー別売上高と市場シェア(出典:米国IDC) |
IDCは2007年第4四半期で注目すべき点として、Linuxベース・サーバの大幅な伸びを指摘している。Linuxベース・サーバの売上高は、前年同期比11.6%増の20億ドルで、市場シェアは12.7%となった。一方、Windowsサーバの売上高は57億ドルで、市場シェアは36.6%、UNIXサーバの売上高は、前年同期比1.5%増の52億ドルだった。
ただし、IDCは2008年における世界のサーバ市場の成長は、減速するとの見通しを明らかにしている。
IDCでバイス・プレジデントを務めるマット・イーストウッド(Matt Eastwood)氏は、「ITインフラストラクチャ市場に対する景気の影響は、景気後退の期間とその深刻度に左右される」としたうえで、「サブプライムローン問題が世界中に悪影響を及ぼしていることから、企業は全般的に投資を控える傾向がある」との見方を示した。
またEastwood氏は、「景気低迷の影響から、延期されるITプロジェクトも発生することが予想され、IT全体の成長を鈍化させる可能性がある」と指摘した。ただし同時に、サーバに対する支出が大幅に削減される可能性は少ないという見方も示している。
(Agam Shah/IDG News Service サンフランシスコ支局)
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