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[米国]
マイクロソフト、Webの情報をGPS搭載機器に配信できるAPIを公開
無線情報サービス「MSN Direct」機能強化の一環として
(2008年07月30日)
| MSN DirectのWebサイト。対応機器には、カーナビ、腕時計、携帯電話、コーヒーメーカー(!)などがある
|
米国Microsoftは7月29日、同社が提供する無線情報配信サービス「MSN Direct」向けに、WebサイトからGPS(全地球測位システム)搭載機器にロケーション情報を送信できるようにするAPI(Application Programming Interface)を公開した。
同APIはMSN Directの「Send to GPS」機能に対応するものである。これによりユーザーは、Webサイトに掲載されている住所や電話番号といったロケーション情報を、無線(またはUSB接続)を介して任意のGPS搭載機器に送信できるようになる。そのためユーザーはWebサイトで検索した情報を、GPS搭載機器で再入力したり再検索したりする手間が省けるという。
MSN DirectはMicrosoftがFM放送波を使用して行っている情報配信サービスである(米国限定)。ユーザーはGPS搭載の腕時計やカー・ナビゲーションなどの機器で、「MSN」サービス(の一部)を受信できる。また同社のSend to GPS機能は、今年1月に開催された「2008 International Consumer Electronics Show(CES)」で発表されたものである。同社はSend to GPSのAPIも公開しており、開発者は無償で利用できる。
Microsoftは近年、オンライン広告市場の獲得に注力しており、同市場で圧倒的な存在感を示す米国Googleに打ち勝つべく、オンライン・サービスを強化している。今回のMSN Directサービスの機能強化は、その取り組みの一環だ。
なお同サービスの利用には、Send to GPS機能を備えたMSN Direct対応機器が必要となる。現在、GPSベンダーである米国Garminや、カー・ナビゲーションを販売する米国Alpine Electronicsが、同機能を搭載する製品を提供している。
(Elizabeth Montalbano/IDG News Serviceニューヨーク支局)
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