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[世界]
2005年の無線LANチップセット市場、需要拡大で出荷数が前年の1.5倍に急増
(2006年03月27日)
アイルランド・ダブリンの市場分析会社リサーチ・アンド・マーケッツが3月27日に発表したリポートによると、2005年の無線LANチップセットの出荷数は前年よりも50%以上増え、1億4,000万ユニットを記録。売上金額も前年比で27%増加し、10億ドルに迫った。さらに、2009年には出荷数が4億3,000万ユニットに達すると予測している。
2005年の成長を支えたのは、モバイルPC向け(4,500万ユニット)、家庭や小規模オフィスで使用される無線ルータ/ゲートウェイ向け(4,000万ユニット)、外部クライアント向け(2,500万ユニット)の出荷である。
ビデオ・ゲーム人気も市場の成長を牽引した。携帯型機器(ポータブル・ゲーム機を含む)と据え置き型機器(TVゲーム機やプリンタを含む)を合わせたデジタル家電機器向けの出荷は3,000万ユニットに達したという。
無線LANチップセットの主要ベンダーは、米国のアセロス・コミュニケーションズ、ブロードコム、インテルである。
アセロスの社長兼CEO、クレイグ・バレット氏は、1月の決算発表の際に、世界の都市がメトロポリタン・ワイヤレス・ネットワークの構築を進めていることも需要を押し上げている要因の1つだと説明している。
同社は第4四半期に無線LANチップセットを過去最高の770万ユニット出荷し、売上高も前年同期比27%増の5,310万ドルを記録している。メトロWi-Fiネットワーク構築で同社のハードウェアを採用した都市が多く見られたのは、米国のアリゾナ、カリフォルニア、ルイジアナ、マサチューセッツ、ミネソタ、バージニアの各州と北アイルランドであるという。
一方、ブロードコムの社長兼CEO、スコット・マグレガー氏は1月の決算発表の際に、通信と融合のトレンドが組み合わさって市場成長要因になっているとの見方を示している。
具体的なトレンドとしては、ブロードバンド・モデムでの音声通話とWi-Fi機能の統合、ケーブル/衛星/IPセットトップ・ボックスを介した個人ビデオ録画や高品位ビデオ放送、携帯型機器でのビデオとオーディオ機能統合、携帯電話やヘッドセット、PCへのBluetooth機能搭載などを挙げている。
マグレガー氏は、カメラやビデオ、電子メール、フル・ブラウザなどの多様な機能を持つ携帯機器をユーザーが買い続けるかぎり、無線チップセットの需要は拡大し続けるだろうとしている。
リサーチ・アンド・マーケッツでは、こうしたトレンドは今後数年にわたって続き、無線チップセットのメーカーと市場のさらなる成長を後押しすると見ている。
(IDG News Service ボストン支局)
- リサーチ・アンド・マーケッツ(アイルランド)
- http://www.researchandmarkets.com/



