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[カナダ]
ノーテル、WiMAX Worldで複数のアンテナを用いるWiMax製品を披露
(2006年10月11日)
| WiMAX World Conference & Exposition 2006のWebサイト |
カナダのノーテル・ネットワークスは10月10日、米国ボストンで開催されているコンファレンス「WiMAX World Conference & Exposition 2006」で、次世代のワイヤレス・ブロードバンドの規格として注目されているWiMAX(World Interoperability for Microwave Access)の新製品を披露した。
ノーテルが披露した新製品は、複数のアンテナが搭載されており、従来のWiMAX製品と比べて3倍の通信速度を提供し、2倍の加入者数に対応できるという。つまり、サービス・プロバイダー各社が同製品を導入すれば、サービスの質を改善しながら、なおかつ、これまでよりも少ない基地局とコストで、都市圏から地方圏までカバーする広域ネットワークを構築することが可能になる。
WiMAXは、数キロメートル程度のエリアを50Mbps〜1Gbpsと有線ブロードバンド並みの速度でカバーすることを目指した高速無線通信技術だが、実際の通信速度は導入方法によって大きく異なる。国内では、YOZANが昨年12月にWiMAXを活用した無線ブロードバンド・サービスの提供を開始するなど、実用に向けた動きが加速している。
またノーテルは同日、クライアント・デバイス向けの取り組みとして、MIMO(Multiple Input Multiple Output)と呼ばれる無線通信技術によるモバイルWiMAX製品の開発について、イスラエルのWiMAX用チップ・メーカーであるランコム・テクノロジーズと提携したことを発表した。
MIMOは、超高速の無線規格として、現在策定中のIEEE 802.11nにおいて採用が予定されている技術であり、複数の送信アンテナと複数の受信アンテナを用いる。また、MIMOでは速度とキャパシティが増強されるほか、通信エリアや屋内での受信感度も改善される。
ノーテルは基地局とクライアント・デバイスの双方で複数のアンテナを用いることを可能にするこのMIMO対応の新製品の開発によって、サービス・プロバイダーがより効率的なサービス提供することを実現したい考えだ。
2007年半ばに出荷が予定されている新製品は、ノーテルにとって初めてのモバイルWiMAX製品となり、IEEE 802.16eと呼ばれるモバイルWiMAX規格に対応したあらゆる製品との連携可能だという。
(スティーブン・ローソン/IDG News Service サンフランシスコ支局)
- ノーテル・ネットワークス
- http://www.nortel.com/
- WiMAX World Conference & Exposition 2006
- http://www.wimaxworld.com/



