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[米国]
インテル、IEEE 802.11nの“プレ標準版”をCentrinoに採用へ
(2006年11月29日)
米国インテルは、高速Wi-Fi規格「802.11n」の“プレ標準版”をモバイル・プラットフォーム「Centrino」に採用する方針だ。同社のアラン・クラウチ氏が11月28日、サンフランシスコで開催中のコンファレンス「IEEE Globecom 2006 Expo」で明らかにした。
802.11nは、現行の無線技術に大幅な改善を加えたWi-Fi規格で、転送速度は最高600Mbps、電波の到達範囲は現行の1.5倍に拡大すると見られている。ただし、その策定プロセスに遅延が生じ、当初来年に予定されていた同規格の最終承認は2008年にずれ込むことになった。それに伴い、「プレ802.11n」とでも呼ぶべき、完全標準化前の規格の認定が来年前半にも開始されることになっている。
インテルのコミュニケーションズ・テクノロジー・ラボ(CTL)でディレクター兼ジェネラル・マネジャーを務めるクラウチ氏は、同コンファレンスでプレゼンテーションを行い、このプレ802.11nを来年にもCentrinoに採用することを明らかにした。
同氏はまた、近距離通信向けの高速無線技術「UWB(Ultra Wideband)」にも触れ、「来年はUWBへの注目度が高まるだろう」とコメント。短距離無線通信Bluetoothの標準化団体が次世代BluetoothにUWB技術を採用する方針を固めたことにも言及した。
だが、多くのアナリストは、802.11n規格が最終承認されるまではIEEE 802.11nデバイスの導入を控えるよう企業に訴えている。調査会社ガートナーのアナリスト、ケン・デュラニー氏もその1人で、プレ標準版を採用すべきでない理由をこう説明する。
「プレ標準版は、一般家庭などクローズドな環境で用いる分には問題ないだろう。しかし、各種の無線環境が混在する大企業に導入すると、のちのち、相互運用性の問題を引き起こすことになりかねない」
(エフライム・シュワルツ/InfoWorldオンライン米国版)
- 米国インテル
- http://www.intel.com/
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